AppleはiPhone 12シリーズ用のMagSafe バッテリーパックを開発中？ サードパーティーは既に発売中。

iPhone 12シリーズから磁力による脱着システム「MagSafe」が搭載されました。Apple純正でMagSafe対応のアクセサリーも色々と発売中です。サードパーティー製のMagSafeを利用してアクセサリーも増えてきました。

Bloombergによると、

Apple Inc.は、最新のiPhone用に磁気的に取り付けられたバッテリーパックに取り組んでいます。これは、ハンドセットをワイヤレスで充電し、会社に別の潜在的に有利なアドオン製品を提供するアクセサリです。

製品の知識を持つ人々によると、Appleは少なくとも1年間前からMagSafeのバッテリーパックを開発しており、iPhone12シリーズのリリースから数か月で発売される予定です。iPhone12モデルは10月に発売されました。

バッテリーパックは、MagSafeシステムを使用してiPhone 12の背面に取り付けられます。これは、すべての新しい電話が、ケースや財布などの他のアクセサリの充電とペアリングに使用します。バッテリーパックの一部のプロトタイプは、白いゴムの外装を備えていると、製品がまだ公開されていないために特定されないように求めた人の1人は言いました。新しいアクセサリは、以前のiPhone用のAppleバッテリアドオンとは異なり、バッテリ寿命が長くなるだけで、完全な保護ケースとしては機能しません。

内部テストでは、磁気アタッチメントシステムは充電ユニットが所定の位置に留まるのに十分な強度があることが証明されましたが、iPhoneがパックの過熱を誤って示すなどのソフトウェアの問題により、アクセサリの開発が遅れています。Appleはまた、ケースの有無にかかわらず、iPhoneでデバイスを使用することを顧客が切り替えることに関連する問題の修正に取り組んできました。

新しいアクセサリーの開発上の課題を考えると、最終的には遅れたり、廃棄されたりする可能性があると人々は語った。アップルの広報担当者はコメントを控えた。

Appleのハードウェアエンジニアリング部門は、充電に関連するアクセサリの発売に注意を払っています。2017年、同社はApple Watch、iPhone、AirPodsイヤホンを同時に充電するAirPowerマットを発表しました。過熱に関連する問題のため、最終的にはリリースされず、2019年に開発の奥深くでキャンセルされました。

アクセサリーとウェアラブルはAppleの収益源として増加しており、ケース、AirPods、Apple Watch、ホームスピーカー、および関連製品は、前四半期に約130億ドル、つまり全社売上の12％を生み出しています。

磁気バッテリーアクセサリーの証拠が現れ始めました。開発者のSteveMoserの調査結果によると、Appleの今後のiOS 14.5ソフトウェアアップデートのベータ版には、漠然とした、後で削除されたバッテリーパックへの参照が含まれていました。

ワイヤレス充電デバイスは、Appleの新しいMagSafeエコシステムの人気のあるアクセサリになる可能性があります。昨年、AppleはMagSafeと互換性のあるケース、革製の財布、充電器をリリースしました。

Appleアクセサリは、最終的に発売された場合、ここ数か月で小規模メーカーがリリースした同様の製品に匹敵するでしょう。同社は、車載アタッチメントの可能性など、他のMagSafeアクセサリについても社内で話し合ったとのことですが、その製品は正式な開発には至っていません。

Appleはまた、Apple Watch、AirPods、iPhoneなどのモバイルデバイスの多くを相互に充電させるという目標について社内で話し合ったが、その機能は近い将来に実現する可能性は低い。2019 iPhoneの場合、Appleは、ユーザーが電話の背面でAirPodsを充電できる機能を計画しましたが、キャンセルしました。

AppleのMagSafeテクノロジーは、来年中にさらにいくつかの製品に採用される予定です。ブルームバーグニュースによると、同社は今年、再設計されたMacBookProとMacBookAirに追加する予定だという。Macの場合、この機能は、電源ケーブルを誤って引っ張ると、コンピュータ全体を引き下げるのではなく、単にラップトップから取り外すことを意味します。

Via：Bloomberg

 

AirPowerが中止になり、MagSafeが新しいアクセサリー業界を牽引するか？

Appleさん肝いりの「AirPower」が開発中止になり、iPhone 12シリーズからはMagSafeが登場しました。磁力を使った脱着、アクセサリーを認識するシステムは非常に面白いです。（医療機器に影響を及ぼす問題はありますが）

iPhoneの新しいアクセサリーとして「MagSafe」は沢山の可能性を秘めています。今回のバッテリーパックもその1つです。既にサードパーティー（怪しいｗMFI認証品では無い）MagSafeで脱着可能なバッテリーバックが発売されています。考える事は皆同じ。問題は容量と重さと安全性。Appleはやはり安全性の確保で遅れているようです。

2019年のiPhone 11 Pro Maxは「Smart Battery Case」を購入して使用していましたが、やはりケースなので取り外しの使い勝手が悪くてタンスの中です(●°ᆺ°●)。いや、カメラ用のボタンは凄く便利ですが・・・本当にカメラしか使えない。その点、MagSafeに成ればケースではなくバッテリーパックなので着け外しは簡単です。

Apple純正でリンゴマークが入ったバッテリーパックは欲しいですね╭( ･ㅂ･)و ̑̑ ｸﾞｯ !　これからもっと面白いMagSafe対応アクセサリーが沢山出ることを期待し、そしてサードパーティーも新しい商品開発のチャンスです。う〜ん、楽しみ。

それでは(^_^)/