2022年9月1日(米国時間)にUSB Promoter Groupが、「USB4 Version 2.0」を発表しました。USB4がまだそんなに普及していないのに、Version 2.0 ? もう、毎度おなじみな名前だけややこしいUSBの新しい規格です。
写真のケーブルはThunderbolt 4のケーブルです。USB4と互換性はあります。手元でUSB4のケーブルが直ぐに見つからなかったので・・・ゴメンナサイ。
USB4 Version 2.0
更新された USB4 ソリューションの主な特徴は次のとおりです。
- 新しい物理層アーキテクチャに基づき、既存の 40 Gbps USB を使用して最大 80 Gbps で動作Type-C パッシブ ケーブルと、新たに定義された 80 Gbps USB Type-C アクティブ ケーブル。
- 利用可能な帯域幅の増加をより有効に利用するためのデータおよび表示プロトコルの更新。
- USB データ アーキテクチャが更新され、20Gbps を超える USB3.2 データ トンネリングが有効になりました。
- DisplayPort および PCIe 仕様の最新バージョンに合わせて更新されました。
- USB4 バージョン 1.0、USB 3.2、USB 2.0、および ThunderboltTM 3 との後方互換性。
USB Developer Days 2022 には、USB4、USB Type-C、および USB PD 仕様の最新の更新をカバーする詳細な技術トレーニングが含まれます。ワシントン州シアトルで 11 月 1 ~ 2 日、韓国ソウルで 11 月 15 ~ 16 日に予定されている 2 つのイベントへの登録は、USB-IF Web サイトでまもなく開始されます。
Source:USB Implementers Forum
もう、USB5でも良いのでは? コネクターはUSB Type−CでUSB4の伝送2倍版。Version 2.0があると言う事は・・・Ver 2.1とか3.0とか続くのか? いい加減にヤメロ。
相変わらず迷走しているのか?アホなのか? USBの名前。新しい規格は良いです。USB TYPE−C コネクターを使用するのも問題無し。Thunderbolt 3,Thunderbolt 4との互換性も問題無しです。デモね、名前がいい加減ややこしい。その為、使用するケーブルも「これはUSBの何まで対応していますか?」が分からず混乱します。まだThunderboltの方がマシです。”稲妻マーク 3”、”稲妻 マーク 4”と書いているから(Thunderbolt 3のケーブルでは伝送速度が20Gbpsと半分のケーブルがあるので注意)まだヨシです。
一応、USB4もケーブルへの表示が決まっていますがイマイチ分かり難い。
画像Source: USB-IF Logo License – Logo Usage Guidelines、GRL
GRLさんのサイトからUSBのバージョンとロゴの分かりやすい一覧を転用させて頂いています。マジで分かりにくい。これをPCなどの小さいUSB−Cコネクターに印字されても見えない。そして確実にケーブルに印字して欲しい。我が家にはUSB-Cケーブルが沢山あるが何に対応しているのか? USBチェッカーを使わないと分からないモノだらけ。
USB4 Version 2.0の発表はとてもうれしく、速度の速い転送や高い電力が使える規格は今後のPC、MacやiPhoneなどに確実に使われるモノです。でも、コロコロと規格を買えて名前が分かり難いのはユーザーに混乱を招いています。今現在も。今後はもう少し分かり安い名前にして欲しいところです。う〜ん、Thunderboltは今後どうなるかな? IntelチップをAppleが使わず自社生産になると今後USBにThunderboltが吸収さるカモ知れませんね。Intel次第ですね。
それでは(^_^)/
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