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USB-IF、USB Type-C規格 リリース 2.1を発表。USB Power Deliveryで最大240W給電に対応。

USBの促進や、USB規格の仕様策定をする USB Implementers Forum(USB-IF) は米国時間2021年5月26日にUSB Type-C規格 リリース 2.1を発表し、同時にUSB Power Delivery3.1仕様のリリースしました。

従来USB Type-Cでは最大100Wの給電に対応していましたが、今回の「USB Power Delivery3.1」では最大240Wの給電と2倍以上の対応となります。

240Wの給電に対応したケーブルをUSB-IFは「Extended Power Range(EPR)」と呼びますが、このケーブルは従来のUSB Type-Cとコネクタは同じですが、見た目で240W対応が分かる様に識別を義務づけています。このケーブルは最大5A、50Vをサポートします。

  • Source:USB-IF 12

 

これでノートPCやMacに240W給電が出来るようになる! でも5A、50Vは恐いよね!! で、Thunderboltはどうなる??

今回、USB-IFは現行の100W給電を240Wまで対応させた「USB Power Delivery3.1」を発表しました。

  • USB Power Delivery3.0 100W 最大5A、20V
  • USB Power Delivery3.1 240W 最大5A、50V

となります。

240Wの対応でUSB-Cケーブル1本でノートPCでも高性能のCPU、GPUをさらに使用することが出来ます。

大変素晴らしい規格ですが、やはり電力アップで恐いのが高発熱や発火です。コネクタの強度や対応していないケーブルや粗悪なケーブルを使う事による災害ほど恐ろしいモノはありません。規格では今回の「USB Power Delivery3.1」ケーブルは見た目で違いが分かる様に義務づている(どう言うモノになるかは今後?)ので大丈夫かな?

さて、USBは240W対応でThunderboltはどうなるか? USB-IFにはApple、Intelも入っています。で、ThunderboltはApple、Intelの共同開発で、現行「Thunderbolt 4 = USB4」とコネクタ、端子、規格互換性を持っています。恐らく次期Thunderbolt 5(仮称)で240W対応になるのでは? それとも面倒だからいい加減、USBに統一してくれ(●°ᆺ°●)、とも思います。

初めてUSBを見たのが、初代iMacが発表された1998年前後です。スゴい規格、今までのRS-232Cやマウスやキーボードのコネクタがアホみたいに感じました。プラグ・アンド・プレイってスゴい!!でも当時のWindows 95がまだまだUSBにダメで(ドライバーの問題もあるが)不安手だったのを思い出します。特に給電不足w。今ではUSBは当たり前の外部インターフェースです。

今後も更なる進化、安全性のあるUSB規格を願います。

それでは(^_^)/

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