Appleの独自プロセッサApple Siliconの「M1チップ」はMac向けのARMアーキテクチャSoC（システムオンチップ）です。TSMCの5nmプロセスで製造され省電力で高速なCPU、GPU、ニュートラルエンジンです。先日のApple イベント「Spring Loaded.」ではiPad Pro（2021）にも搭載が発表されました。

Appleの強力な「M1チップ」の次の世代「M2チップ」の量産が開始されたとNikkei Asiaが報道しています。

Nikkei Asiaによると、新しいチップセット（Appleの現在のM1プロセッサにちなんで暫定的にM2と呼ばれる）の出荷は、今年の後半に発売が予定されているMacBookで使用するために早ければ7月に開始される可能性があると人々は述べた。

「アップルシリコン」ラインナップの最新のエントリは、前任者と同様に、いわゆるシステムオンチップです。つまり、中央処理装置、グラフィック処理装置、人工知能アクセラレータがすべて1つのチップに統合されています。情報筋によると、最終的にはMacBook以外の他のMacおよびAppleデバイスでも使用される予定です。

新しいチップセットは、5ナノメートルプラス（N5P）として知られる最新の半導体製造技術を使用して、世界最大の契約チップメーカーである主要なアップルサプライヤーであるTSMCによって製造されています。このような高度なチップセットの製造には、少なくとも3か月かかります。

量産が始まったのは、AppleがM1を使用した新しいiMacおよびiPadProモデルを発表したときです。同社によれば、M1はIntelチップセットを使用したiMacよりも最大85％高速なCPUパフォーマンスと、2倍高速なグラフィックスパフォーマンスを提供します。

Via：Nikkei Asia

 

次のMacへの搭載が期待される5nm＋プロセスの「M2チップ」。それを素早く量産化させるTSMCの凄さがAppleの強みです。

TSMCはiPhoneやiPadのAシリーズプロセッサを製造するメーカーです。そしてMac向け（iPad Pro向け）のM1チップも製造しています。TSMCの製造プロセスの細分化のスピードは世界一です。まさに今のAppleのiPhoneやM1搭載Macシリーズを着実に販売に導くスゴい半導体製造企業です。（TSMCの投資金額やスピードはIntelをも超え、悲しいかな日本企業も追いつけない、製造をお願いする立場にもなっています。今のTSMCなしでは世界の半導体はありえません）

今回のNikkei Asiaの報道は他のリンカーの情報とも一致します。間違い無く次のMacシリーズに「M2チップ」が搭載されます。先日、M1チップ搭載の24インチiMacが発表されたばかりですがｗ。「M2チップ」はMacBook Pro 14-inch、16inch。iMac 30ｰinchに搭載が期待されます。

M1チップは5nmプロセスですが、M2チップは5nm＋プロセスです。5nmプロセスと同じ設計ルールを使用しながら、7％の高速化と15％の高効率化を達成できる見込みです。

次期iPhone搭載予定の「A13」も5nm＋プロセスと言われています。「M2」との違いはCPU、GPU、ニュートラルエンジンの搭載数違う点です。

思った以上にApple Silicon搭載Macへの移行が順調なM1 Macです。それの強化版M2も期待できます。M2を待たなくても現行のMacBook Pro 13-inch、MacBook Air、Mac mini、5月発売の24インチiMacがとても欲しくなりました。どうせOSをmacOS Big SurにするならM1 Macを買った方が潔く使えます（macOS Big Surを信用していないのでｗ、メインMacにはインストールしたくない）。24インチiMac、欲しいな！ Mac miniでもイイけどiMacの多色が可愛い。サブのつもりで買ったら〜性能良すぎてメインになるパターン。今のMacBook Pro 15-inch ＆ 32インチ4Kディスプレイ ⇒ 24インチiMac ＆ 32インチ4Kディスプレイが使いやすいよね！ Touch ID搭載Magic Keyboardを選べば便利だし╭( ･ㅂ･)و ̑̑ ｸﾞｯ !

M2チップ搭載を待ちたくも成りますが、24インチiMac（M1搭載）でもイイかも( ´艸｀)。悩みますね。

そして、この調子なら2年でのApple Siliconへの移行も問題無く（ハードの性能てきには。OSの出来は少し心配）進みそうですね。

それでは(^_^)/