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次世代ディスプレイ「Micro LEDディスプレイ」に、Foxconn がiPhoneの為に投資する?

次世代ディスプレイ「Micro LEDディスプレイ」に、Foxconn がiPhoneの為に投資する?

現在、スマートフォンの画面は液晶ディスプレイ(TFT LCD)から有機ELディスプレイ(OLED)へ変わろうとしています。

有機ELディスプレイ(OLED)はバックライトが要らない、省電力、薄い(曲げることも出来る)、色精度の向上、コントラスト比の向上、応答時間の短縮、黒色が美しいなど液晶ディスプレイ(TFT LCD)より有利な点があります。Apple Watch、iPhone XSなどに使用されています。

ただし、有機ELディスプレイ(OLED)も技術的にまだまだで焼き付きを発生させるなどの問題もあります。コレからです!
ですが、ディスプレイ業界は次の技術にも研究が進んでいます。

DigiTimesによる)Chinese Economic Daily Newsからの報告によると、Foxconnは将来のiPhoneのためにAppleからの注文を獲得するためにMicroLEDディスプレイ技術への投資を広げている。 MicroLEDはOLEDの次のステップであると広く考えられており、OLEDは現在Apple WatchとiPhone XSに使用されています。MicroLEDディスプレイには、有機ELディスプレイがLCDに勝るのと同じ利点が多数あります。色精度の向上、コントラスト比の向上、応答時間の短縮、トゥルーブラックなどです。

しかしMicroLEDディスプレイは、OLEDパネルよりも薄く、明るく、そしてエネルギー効率が高いです。MicroLEDディスプレイには無機窒化ガリウムベースのLEDもあり、これはOLEDディスプレイに使用される有機化合物よりも寿命が長く、バーンインの問題に対してより耐性があるはずです。

MicroLEDに対するAppleの関心は、MicroLEDディスプレイメーカーLuxVueを買収した2014年に初めて報告されました。翌年、iPhoneメーカーは将来のデバイスのためにOLEDやMicroLEDのようなディスプレイ技術を研究するために台湾の桃園に秘密研究室を開設したことが発見されました。

2017年に、同社はそのセンターでの取り組みを縮小し、おそらく自宅に近い施設に切り替えたと伝えられている。カリフォルニア州サンタクララの秘密製造工場で、MicroLED技術を使用してディスプレイテストサンプルを設計および製造しています。

Image Credit: TrendForce

Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)は、将来のApple WatchモデルとARウェアラブルを含む可能性がある、より小さなフォームファクタのアプリケーションを生産するためのサポートを提供していると理解されています。Appleはまた、台湾に拠点を置くPlayNitrideとMicroLED市場での協力について予備協議を行ったと伝えられている。 MicroLEDディスプレイが確実にそして手頃な価格で大量生産できるようになれば、MicroLEDディスプレイが アップル製品に登場するまでにはおそらく数年かかるでしょう – おそらくApple Watchで1年、iPhoneで2年から4年です。

その時が来れば、Appleはディスプレイの本格的な生産を外注するでしょう、そしてFoxconnは今日のレポートが続く何かであるならば、明らかに少なくともいくつかのビジネスを拾うことを計画しています。

Via:MacRumors

Micro LEDディスプレイが安く量産されるのはまだまだ先。当分はOLEDディスプレイが続くか? この業界は先見の明と投資で大きく変わります。

有機ELディスプレイ(OLED)がやっとお手頃で普及しはじめました。やはり、iPhoneに使われるとその他のスマートフォンでも採用されディスプレイメーカーの売れ行きにも関わります。

日本では「ジャパンディスプレイ」が液晶ディスプレイのiPhone XRの不審もあり(iPhoneに依存しすぎの問題)業績不振、中国の投資ファンドや台湾メーカーなどから金融支援を受けることになりました。政府系ファンドの産業革新機構が2000億円以上の支援(税金)しましたが、結局、国外に売られてしまいました。敗因は「液晶ディスプレイに拘りすぎ」。数年前のパナソニックのプラズマディスプレイと同じ様な感じです。

とは言え、どの企業も「次に有機ELディスプレイ(OLED)が来るから、直ぐに液晶ディスプレイ工場の機械を入れ替えて生産する!」なんて事は出来ません。当然、作る前の研究開発や投資(新製品を作るための機械を導入する)が必要になります。要はお金です。キャッシュです。自由に使えるキャッシュです。

これはディスプレイ企業だけで無く、半導体や自動車企業でも同じです。新しい製品には新し製造機械が必要になります。投資が必要です。では、その新しい製品は本当に売れるのか?今回の場合で言えば「Micro LEDディスプレイ」です。有機ELディスプレイ(OLED)より良いところばかりですが、開発や研究にお金が掛かり、製造しても不良品ばかりで良品がとれない・・・価格が高くなります(開発費、設備費、人件費も込みで)。高い製品はそれなりの価値がないと売れません。有る意味、常に社運を賭けての製造です。まあ、企業ならそうなります。

Foxconnが「Micro LEDディスプレイ」へ投資し今後のiPhoneへの採用を狙うのも当然の戦略です。また、遅れながらジャパンディスプレイが中国の投資ファンドや台湾メーカーなどから金融支援を受け有機ELディスプレイの生産を開始します。
何をするにも投資、経営判断のタイミングが今の厳しい製造業のです。先見の明とお金が必要な業界です。

(´-`).。oO(先見の明とお金が必要な業界はどこも同じ。と言われればその通り。技術力だけでは生きていけない!ところが今後の日本企業の課題です )

それでは(^_^)/

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