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電気自動車(EV)の1回1日の走行距離は100kmで十分か?

ガソリンの高騰が続く世の中です。私の近所のガソリンスタンドは1リッター約170円(2022年6月19日時点の大分県北部)。ガソリンが1リッター 100円もしなかった昔が懐かしく、もうあの時代は絶対に来ません(そんなにガソリンが安くなる状態になれば原油産出国が生産を絞り価格を上げてくるから)。

時代は低炭素社会、脱炭素、カーボンニュートラル。地球温暖化対策として二酸化炭素排出量を制限しなければイケません。

酸化炭素排出量削減の問題として上げられるのが「ガソリン自動車」「火力発電」などです。どちらも化石燃料に依存しています。特に「ガソリン自動車」は人が生きて行くために必要な移動手段です。特に田舎では。ないと死ぬ。マジ生活できない。

現状の「ガソリン自動車」の代替えとして「電気自動車(EV)」「ハイブリッド・カー(ガソリン+電気)」、「水素自動車」などの開発・販売が進められ、現状世界的に「電気自動車(EV)」への移行が進められています。

電気自動車(EV)はモータでタイヤを動かす、燃料は電気です。電気はバッテリー = ”リチウムイオン電池” です。携帯電話のバッテリー、太陽光発電の蓄電池など”リチウムイオン電池”が現在の技術で一番安く実用的に使用できる電気を保管できる電池です。

電気自動車(EV)を普及させる問題点として車両コストの3−4割を占めるのが”リチウムイオン電池”です。これが無いと当然、電気自動車は走らないし”リチウムイオン電池”の搭載量を増やせば電気自動車の価格は高くなるが、その分走行距離は伸びます。ガソリン自動車で言う燃費ですね。

世界のモーター業界でトップの日本電産の会長、永守会長氏が株式総会で「600kmも1000kmも走る電気自動車(EV)を誰が買うのか。1日で100km程度走れれば十分だ」と発言しました。
Source:日経クロステック 日本電産の永守会長「EVの航続距離は100kmで十分」

さて、本当に『電気自動車(EV)の1回1日の走行距離は100kmで十分か?』は今後のEVの販売価格へも直接関係する、「電気自動車は1回の充電でどのくらい走れば良いのか?」「充電ステーションの数、配置をどのくらいにするのか」。電気自動車を製造、販売する業界や国が考えなければならない重要な事です。(因みに普段、私は仕事で1日30km走ります。田舎はツラいよね! 若い頃は休みは200km走っていました。)

携帯電話の進歩は物凄い勢いで進みました。でも自動車は燃費が少し良くなっただけで(この言い方は少しゴメンナサイ、安全性や軽量化など素晴らしい進歩はしているが度肝を抜く進化はありません)、モーターショーに出てくるような未来な車はまだ普及していません。小型で一人乗りの電気自動車は荷物が載せられないから現実的では無い、しかも高く走行距離が短い。

さて、現実的に1日約100kmもつ”リチウムイオン電池”で良いのか?(当然、モーターは安くて性能が良いモノですよね某日本電産さんw)。現状、私は仕事では1日30km。休日に遠出して往復100kmが限度です。おろ?確かに走っても100kmかな?でも、当然、移動中のエアコンやナビ、ドライブレコーダーなどの電力を使用して4人乗車した100kmです(当たり前か、普通のガソリン自動車と同じね)。あとは、日本の道は山あり、谷あり、渋滞ありなのでその負荷も含めての100km。

さてさて、電気自動車の分野は現状の自動車企業だけでなく家電企業やエレクトロニクス業界の力が必要です。先日、ソニーとホンダの「ソニー・ホンダモビリティ株式会社」設立が良い例ですね。現行の自動車企業だけでは乗り越えられない壁があります(少量のガソリンで動く、水素で動く技術も必要だが電気自動車の開発もやっていると大変です)。

電気自動車の技術進歩は楽しみです。本当にユーザーとしては走行距離より価格なのですけどねw。100万円切らないとツラいよ!(貧乏人)

電気自動車が普及すれば、残る最大の問題は”電力発電”です。この問題を日本国としてどの様に乗り切るのか? 電気作るのに化石燃料に頼っていては意味無いし、原子力発電はもう地震多い日本では無理です。さてさて、国策としてどうするのか?

それでは(^_^)/

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