Appleは2021年5月4日にセキュリティアップデートやバグ修正を含む「iOS 14.5.1」「iPadOS 14.5.1」「macOS Big Sur 11.3.1」「watchOS 7.4.1 」の配信を開始しましたが、それ以外で「macOS Mojave」「macOS Catalina」向けにWebKitの脆弱を修正した「Safari 14.1」の配信を5日に再開（Safari 14.1はWebKitの脆弱で1度配信を中止中でした）しました。前回の「Safari 14.1」の修正版でもあるため、「macOS Mojave」「macOS Catalina」を使用している方は早めにアップデートしましょう。

Safari 14.1

Safari 14.1には、以下の改善および問題の修正が含まれます。
• スタートページのセクションの順序をカスタマイズ可能
• WebExtensions APIが追加されたことで、デベロッパは新しいタブページを置き換える機能拡張を提供可能
• Web Speech APIにより、デベロッパがリアルタイムのキャプション表示、音声入力、音声ナビゲーションのための音声認識をWebページに組み込むことが可能
• WebMおよびVorbisのビデオ/オーディオフォーマットに対応
• SafariでiCloudタブが表示されない問題を解決。

このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、次のサイトを参照してください: https://support.apple.com/kb/HT201222

「Safari 14.1」の修正内容は4月27日に配信された無いようと同じですが、

ビルドが、

• macOS Catalinaで、「15611.1.21.161.5」⇒「15611.1.21.161.7」
• macOS Mojaveで、「14611.1.21.161.5」⇒「14611.1.21.161.7」

と変更されているのでアップデート状態か確認をしましょう。また、アップデートは『システム設定』の『ソフトウェアアップデート』から実施出来ます。

今回のWebKitの脆弱修正の詳しい内容は”About the security content of Safari 14.1”を参照してください。

既にこの脆弱を利用した攻撃事例があるそうなので、早めのアップデートをオススメします。

それでは(^_^)/