Apple Silicon搭載 Mac mini + A12Z SoC「Developer Transition Kit」のベンチマークが公開。本当は出しちゃダメだけどw。思ったより低いけど、心配はご無用!
MacRumorsによるとApple Silicon搭載のMac mini + A12Z SoCのGeekbenchでのベンチマークが公開されはじめたようです。
Appleの新しい “Developer Transition Kit”の契約条件は、開発者が A12Zチップを搭載した変更されたMac miniでベンチマークを実行することを禁じていますが、結果はとにかく表面化し始めているようです。
- シングルコア 811
- マルチコア 2,781
であることを示唆しています。GeekbenchはAppleのRosetta 2を実行しているため、パフォーマンスへの影響が予想されることに注意してください。Appleはまた、Mac miniのA12Zチップを、最新のiPad Proモデルではほぼ2.5GHzであるのに対し、2.4GHzに若干アンダークロックしているようです。
また、Rosetta 2はA12Zチップの4つの「パフォーマンス」コアのみを使用しており、4つの「効率」コアは使用していないように見えることも注目に値します。
比較すると、A12Zチップを搭載したiPad Proモデルの平均シングルコアスコアとマルチコアスコアはそれぞれ1,118と4,625です。これはもちろん、Armアーキテクチャに基づくネイティブパフォーマンスです。
開発者に提供されるAppleのDTKは、古いA12Zチップを使用したテストマシンです(2018 iPad ProのA12Xチップと同じですが、追加のGPUコアがロック解除されています)。「Apple Silicon」を実行するアップルのArmベースのMacには、Mac用に設計され、5ナノメートルプロセスの2020 iPhoneラインナップ用に作成されたA14チップに基づく新しいチップが搭載されます。
Appleは、「Apple Silicon」Macはパフォーマンスと電力効率の大幅な改善をもたらすと語り、最初のArmベースのMacは2020年末までにリリースされる予定です。
いや、これはNDA違反だけどw。でも、思ったより低いベンチだけど心配はご無用! これはあくまで開発者向けの動作確認キット。
以外とNDA(秘密保持契約、守秘義務契約)違反でベンチマーク結果を公表する開発者さん達w。まあ、過去にも出していて「これくらいは皆さん知りたいし、出してもAppleさんの損なはならないよ!」的な勝手な解釈で出しているようです。多分。
とは言えば、「Developer Transition Kit」を持っていないAppleファンからすれば一番知りたい情報です。
Apple Silicon搭載 Mac mini + A12Z SoC「Developer Transition Kit」のGeekbench(IntelCPU用Mac版)での値は、同じA12Z SoCと搭載したiPad Pro 2020のベンチマークより遅いです。理由はA12ZチップのクロックがiPad Proより低く、かつベンチマークソフトのGeekbenchがIntelCPU用でRosetta 2上で動作しているため低いです。今後、Rosetta 2の改善とGeekbenchのApple Silicon版が開発されればも少し値は高くなると思われます。また、A12Zチップ自体が古い(2018年のA12XのGPU1個足した版)ので今年のiPhoneに搭載予定のA14(5nmプロセス)がApple Silicon版Macにも搭載されるハズなのでもっと高いパフォーマンスが期待出来ます。
(´-`).。oO(おろ? この「Developer Transition Kit」のMac miniはThunderbolt 3は搭載されていないのね。USB3.2 Gen2かぁ。と、言うことは最終的にThunderbolt 3を搭載する場合はIntelのThunderboltチップを搭載するのだろうか? それもと一気にUSB4に行くかも! )
それでは(^_^)/
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