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本日の2024年度第2四半期を対象とした決算会見で、Apple CEOのティム・クック氏は再びAppleの生成AIへの取り組みについて語った。同氏は、AppleにはAI時代に同社を「差別化」する「利点」があり、近い将来、いくつかの「非常にエキサイティングなこと」が顧客と共有されるだろうと述べた。
私たちは生成 AI における当社のチャンスについて引き続き非常に強気です。私たちは多額の投資を行っており、近いうちに非常にエキサイティングなものをお客様と共有できることを楽しみにしています。
私たちは AI の変革力と可能性を信じており、シームレスなハードウェア、ソフトウェア、サービスの統合を組み合わせた Apple 独自の組み合わせ、業界をリードするニューラル エンジンを備えた画期的な Apple シリコン、プライバシーへの揺るぎない焦点は、私たちが創造するすべてのものの基礎となっています。
噂によれば、Apple の最初の AI 機能はクラウド サービスに接続するのではなく、デバイス上で実行されるように設計されており、これにより Apple の AI はオンライン AI オプションよりもはるかにプライベートで安全なものになるでしょう。デバイス上で生成 AI を利用できるようにするという Apple の計画には、かなりの CPU と GPU パワーが必要となり、Apple は次期 M4 チップで AI に注力する予定です。
早ければ来週にも新しいiPad Proモデルに M4 チップが搭載される可能性があり、Bloombergのマーク・ガーマン氏は 先週末Apple がこのチップを「iPad Pro」モデルに発表する可能性があると示唆しました。
Source: MacRumors
他社に比べて遅れをとっている「生成AI」分野にAppleがどのように切り込むか期待
ここ数年のAppleはイノベーションの先端を行く企業と言うより、他社の技術に遅れているがブランド力とAppleらしい品質でなりたっています。AR、VR分野を「空間コンピュータ」として作り上げた「Apple Vision Pro」は他社製のAR、VRより発売は遅れましたが、「EyeSightディスプレイ」「R1チップ」「M2チップ」を搭載しまさに”空間にコンピュータを作り様々な作業が可能”な新しいガジェットです。ただし3499ドル(約50万円)からと高価、重い、眼鏡を掛けて使えない(使用する人専用に専用レンズが必要)と問題点もあります。現状、AR、VR分野がイマイチ普及する様子がナイので「Apple Vision Pro」が失敗したというよりまだまだこの分野がiPhoneやスマホのように万人向けではナイことを示しています。何より高いくて重すぎる。サングラスサイズで重さで無ければ現実的に普及は先ず無理(●°ᆺ°●)。後は脳に直接チップを埋め込んで〜サイバーな攻殻機動隊のような技術力世界じゃないと普及は無理。今はその何個も前の技術力な話で重くて高価だがアプリケーションを育てるには良いAR、VR、空間コンピュータかも知れません。
で、色々と遅れを取るAppleさんですが、今回の2024年度第2四半期決算会見でティム・クックCEOが生成AIについて語った意欲は「やっとAppleも動き出したね!」と期待しています。生成AI分野で難しいのがセキュリティとプライバシーの問題。特にプライバシー問題はAIが学習して行く上でどの様に管理し保護するのか? ソレ込みでAIの学習能力を上げて精度上げるのは、私的には相反する課題だと思っています。そこをAppleがどの様に生成AIを使うのかを楽しみにしています。
恐らく生成AIの話は「WWDC 2024」で本格的に語られて、来週の Appleスペシャルイベント「Let Loose.(何でもあり。)」では新型iPadの発表だけで終わる?と思われます。問題はM4チップを搭載するのか? 将来の生成AI用に新たにチップが搭載されるかが焦点で生成AIの話は無いのでは?と思っています。
それでは(^_^)/
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