WWDC22でAppleの第2世代Mチップ、M2チップ搭載の「M2 MacBook Air」が発表されました。4色のAirはカッコイイ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 特にミッドナイトはとても欲しい色です(色だけでMacが欲しくなる病)。
Apple SiliconもM1からM2と進化? 製造プロセスはM1とM2も同じ5nmプロセスですが改良され進化はしている様です。(iPhone 12のApple A14 BionicとiPhone 13のApple A15 Bionicと同じ関係)
まあ1世代進化したのだからソレなりに能力もUPしていますが、M1とM2で変わらないところがあります。「外部ディスプレイの接続が1台まで」の制限・・・マジか(●°ᆺ°●)。
恐らく、内部の通信帯域の差で制限。メモリ帯域が200GB/sを超えてThunderbolt 4を搭載すれば2台はイケるはず。
M1チップとM2チップの違い、M1 Proとの違いは?
M1チップ | M2チップ | M1 Pro | |
チップ | Apple M1チップ | Apple M1チップ | Apple M1Proチップ |
CPUコア数 | 8コア | 8コア | 最大10コア |
GPUコア数 | 最大8コア | 最大10コア | 最大16コア |
Neural Engine | 16コア | 16コア | 16コア |
メディアエンジン |
ー |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC等 | ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC等 |
ユニファイドメモリ | 最大16GB | 最大24GB | 最大64GB |
メモリ帯域 | 約60GB/s | 100GB/s | 200GB/s |
ストレージSSD | 最大2TB | 最大2TB | 最大8TB |
ポート | Thunderbolt/USB4 | Thunderbolt/USB4 | Thunderbolt 4 |
外部ディスプレイ接続 | 1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hz | 1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hz | 最大2台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hz、10億色以上対応 |
違いは上記な表の内容になります。M2ではM1 Pro、M1 Maxに搭載したメディアエンジンが追加された事が大きな違いです。
また、メモリ帯域がM1の約2倍の100GB/sとM2はアップしています。が、M1 Proのメモリ帯域200GB/sには届きません。
あと、重要なのがポートです。M1、M2はThunderbolt 3/USB4です。基本、Thunderbolt 4と規格は同じです。最大転送速度は40Gbpsと同じですが、PCIe接続の必要転送速度がThunderbolt 3で16Gbps、Thunderbolt 4は32Gbpsと倍のスピードです。恐らくこの点が外部ディスプレイの接続の制限に繋がっていると思われます。(制限と行っているので何らかの手段で制限を解除出来る可能性はあります。恐らく消費電力が高くなり発熱が激しくなりファンレスのAirはサーマルスロットリングを発生させて能力が低下すると思われます。MacBook Pro 2018でThunderbolt 3接続で外部ディスプレイを繋いだら爆音ファンでサーマルスロットリングでボロボロです)
以上の事から・・・「う〜ん、M2 MacBook Airって買いなのか?」と悩むところです。現状はM1とM2の購入はメモリ帯域の2倍差とメディアエンジン搭載の差。ユニファイドメモリが最大24GB搭載できる。ところとお値段の差になる。ここは実際に発売されて実機のレビューを観てみないと何とも言えません。欲し行けど(ミッドナイトの色がw)。
恐らくM2 Pro、M2 Maxを搭載したMacBook Proが発売されたら、Thunderbolt 4でメモリ帯域もM1 Pro、Max以上でパワーアップ!お値段も円安の効果も含めて高過ぎる、プロ向けになると思われます。まあ、欲しい時が買い時のMacさん。
今後、期待されるのはM2搭載のiMacとMac miniです。特にMac miniはディスプレイが無い分お安いはず・・・私的にはコストパフォーマンスでM2搭載のMac miniが狙い目です。ディスプレイが無い分2台までのディスプレイが接続出来る!のがMac miniの良いところ。
M2 MacBook Air、ミッドナイトがとても欲しいです。色々とオプションも含めて計算していたら〜M1ProのMacBook Pro 14インチでも良いのでは?と思ったら円安効果で値上げされています(●°ᆺ°●)、滅茶高いやん。やはり当分今のM1 24インチiMacで我慢する・・・円安が収まる(のか?)頃に次のMacを考えたいと、心に言い聞かせています。スゴくツラいw。
それでは(^_^)/
M2というよりM1.5ぐらいな感じみたいですね。
まあ、iPhoneのモデルチェンジ前に新しいコア周りをお披露目しちゃったら、iPhoneのスペックがバレちゃいますから、当然と言えば当然なんでしょう
メモリが増えたのも、以前はその規格のモジュールがなかっただけでしょうし
こんにちは、ちょっと さんコメントありがとうございます。
確かにM2と言うよりM1.5な・・・実際に製造プロセスは同じ5nm(改良されていますが)なので内蔵トランジスタが増えた分(その分ダイも大きくなっている)の性能差?3nmプロセスに変更しない限り大きな進化は難しそうです。
メモリがですね24GBってw、中途半端ですよね。恐らく16GB+8GBなのでデュアルチャネルでアクセス出来ない分アクセスも遅くなります。まあ、M2のスペック的には十分なのでしょう。
新しいApple Siliconが発表される、ミッドナイトなMacBook Airは魅力的なのですが、円安でお高いし次のM2 Pro、Max or M3(3nm世代プロセス)のMacを待った方が今の日本では幸せかも知れません。その頃、もっと円安になっていたら・・・もうMacもiPhoneも買えませんねw。
それでは(^_^)/