Appleの新しいMac「Mac Studio」が、2022年3月18日から発売開始されました。上位モデルは「M1 Ultra」チップ搭載の小型で最強なMacです。
そんな約50万円以上する「Mac Studio」M1 Ultraモデルが早速分解され動画が公開されています。
Appleは内部デザインも素晴らしい。「Mac Studio」の分解動画
YouTubeのMax Techが、M1 Ultra搭載の「Mac Studio」の分解動画を公開しました。
Mac Studio FULL Teardown – M1 Ultra chip REVEALED! と動画が公開されています。
動画は開封から始まり、「Mac Studio」の裏のゴムストッパーを外しネジ4本を外し分解しています。Mac mini（Intel）の回転スライド式やMac mini（M1）の爪式とは違いネジ固定で確実にユーザーの分解を拒むｗ仕様です。
内部は各部品がネジで細かく固定されています。過去のMacシリーズでも使用している固定ネジが多いモデルです。その点はシンプルではありません。
一番下の底面は電源部。電源部を固定するためのカバー（これが美しいデザインです）。
動画内で説明されていますが、内蔵のSSDは小型で取り外しが可能。対面には増設用のスロット（空き）があります。最高の8TB SSDを選んだ場合、4TB＋4TBで2スロット使用する可能性もあります。8TBのMac Studioの分解レポート待ちですね。何ともお高い分解ｗ
今回の分解動画で取りあえず分かった事が、
「内蔵のSSDはスロット式で交換可能。M2スロットとは互換性無しのAppleオリジナル基板。SSDは2スロットある」
です。
素晴らしい。「Mac Studio」ここ最近のMacの中ではMac Pro（2019）以外でSSDが増設出来るモデルです。ユーザーでのSSDの交換や増設は難しい（壊す可能性が高い）ので、Appleが別途アップグレードサービスを実施してくれる事を願います。
- 追記：2022/03/22 このMac StudioのSSDですが、他のMac StudioからSSDを入れ替えたら起動しない事例が出ています。macOSまたはM1 Max、M1 UltraのSSDコントローラーでSSD IDを管理しユーザーでは交換不可の可能性が高いです。現状は交換は不可能？
動画内では現在最強のチップ「M1 Ultra」のパッケージが確認できます。スゴい大きいサイズです。これは中にM1 Ultraチップとユニファイドメモリも一緒に内蔵するため、IntelやAMDのCPUと比べると4倍の大きさがあります。まあ、本当は2つのM1 Maxチップを1つに繋げているので多きチップなのは確かです。
「M1 Ultraチップ」を冷やすためのファン、クラーも中々の大きさ。Mac Studioの半分以上が冷却部です。M1 Ultraって一体、ファンがなかったらどこまで熱くなるのか？ 有る意味水冷などもっと冷える構造にすればもっと高速になるのかも？
しかし、これを見たら欲しくなりますよね！「Mac Studio」M1 Ultraチップ搭載モデル ╭( ･ㅂ･)و ̑̑ ｸﾞｯ ! 高過ぎて買えないけど。
各部品の配置やコンパクトに収めた「Mac Studio」の内部デザインは素晴らしいです。正しネジが多い。シンプルな固定より確実な固定でMac miniと比べると少し残念な構造でもあります。
さて、次はMac Proですね。どんな外観デザイン、内部デザインか楽しみですね。そして「Mac Studio」を超える真の最強Macが楽しみです。
それでは(^_^)/
う〜ん、内部構造はあまりアップルらしくないような
特に汎用パーツっぽいバラバラのコネクタ類とか、マザーボードにしても実装チップが多すぎなような
冷却ファンもアップルが好んで使うタイプじゃなく、汎用型のものでしたし
なんちゅうか、無駄が多いような
こんにちは、主水 さんコメントありがとうございます。
確かに”使用するネジを極力減らしシンプルな内部構造”がAppleらしさですね。今回のMac Studioは内部はゴチャゴチャ、外のデザインもMac miniを縦長でポートが多く面白味には欠けます。
汎用パーツやコネクター関係はiPhoneやiPadの技術延長だと思っています。WindowsPCでもあそこまではセズ、大きなパーツ化をしてコストを下げるのが通常ですね。なので今回のMac Studioは個人的にはゴチャゴチャし過ぎてて面白いと思っています。そして部品点数は多いが修理はしやすいし、今後同じパーツを使用したMacを作りやすい（新型Mac miniや新型Mac Proでも同じ部品を使い）コストダウンを狙うかも知れません。
アイブも居なくなりシンプルさが欠けてた？ それでも今までのIntel Macより回路構造は”M1 Ultra”にほぼ全ての機能を集約し無駄なチップは減っていると動画から見ました。でも、あの巨大なシロッコファンは笑えますねｗ、M1 Ultraの発熱はやはり高いと見ています。今の5nmプロセスではまだまだ熱そうです。3nmプロセスになればもっと小型？それとも高性能を目指してコア数増やすて熱くなるのか？
個人的には買えるお値段ではない。でも、iPhoneやiPadと比べるとリーズナブルなM1 Ultra Macかも知れません（ここは使用する用途で価値観が変わりますね）。
常に成功し続ける機種はありません。「G4 Cube」は外観のデザインは素晴らしいモノでしたが、内部はゴチャゴチャでした。そして排熱が最悪。今回の「Mac Studio」をCubeデザインで出してくれたら『おお！ AppleさんCubeのオマージュでイイじゃん』になっていたと思うのですが・・・ちと残念。
と、長い返信になりましたが、私、個人的なM1 Ultraのチップ配置や基板実装からは良く出来ているのでは？と思っています。
それでは(^_^)/