Apple製品のシリアルナンバー、今後の製品はランダム化されたシリアルナンバーへ変更。

Appleは間もなく、いくつかの重要な情報が削除される将来の製品のために、シリアルナンバーの形式に大幅な変更を加える予定です。

MacRumorsが入手した今週のAppleCareの内部メールで、Appleは、新しいシリアルナンバーの形式は、製造情報や構成コードを含まない8〜14文字のランダム化された英数字の文字列で構成されると述べた。Appleは、シリアルナンバーフォーマットの移行は「2021年初頭」に予定されていると述べ、IMEI番号がこの変更の影響を受けないことを確認しました。

Appleによれば、現在出荷されているApple製品は引き続き現在のシリアル番号形式を使用し、将来の製品は新しい形式を使用します。同社によれば、新しいシリアルナンバーは最初は10文字になります。

Appleの現在のシリアルナンバー形式では、長い間、顧客とサービスプロバイダーの両方が製品の製造日と場所を特定でき、最初の3文字は製造場所を表し、次の2文字は製造年と週を表します。現在、最後の4文字は「構成コード」として機能し、デバイスのモデル、色、およびストレージ容量を示しています。

Appleは当初、2020年後半に新しいシリアルナンバー形式に移行することを計画していましたが、延期されました。

Via：MacRumors

 

有る意味分かりやすかったシリアルナンバー。今後はランダム化でセキュリティ強化。

Apple製品のシリアルナンバーのランダム化はWWDC 2020で発表されていました。当初は2020年後半に実施する予定でしたが延期され、2021年初頭には今後発売の製品のシリアルナンバーをランダム化された英数字に変更予定です。

確かにマニアにはシリアルナンバーから製造された場所や製造年、Macなら通常品 or CTO品まで分かる仕様でした。ランダム化でこの情報が分かりにくくなるのは残念ですが（ランダム化でユーザーなどは今まで情報が分かりませんが、Appleは仕様を把握できるのでサポートには問題ありません）、確かにセキュリティを考えるとランダム化は仕方ないですね。Macはシステムレポートを見れば各部品の詳細が分かるのでシリアルナンバーのランダム化でも問題は有りませんね。まあ、Apple Silicon搭載Macに変われば、iPhone、iPadのように細かなハード内容が今後macOSで確認出来ない可能性はあります。

それでは(^_^)/