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iFixitが「AirPods Max」分解レポートを公開。修理しやすさは6/10点。複雑で精密に設計されたすべての部品を備えており、どのヘッドフォンよりも機械式時計を思い起こさせる!

iFixitが「AirPods Max」分解レポートを公開。修理しやすさは6/10点。複雑で精密に設計されたすべての部品を備えており、どのヘッドフォンよりも機械式時計を思い起こさせる!

iFixitが先月、2020年12月に発売されたApple「AirPods Max」の分解レポートを公開しました。発売後直ぐに簡易的な分解情報を公開しましたが、1ヶ月掛けて完全な分解レポートです。

イヤークッションはマグネットで脱着。簡単に外せます。

イヤーカップの蓋はネジと接着剤で固定。ネジを外した後にドライヤーの熱で温めて外す必要があります。

右のデジタルクラウン側のイヤーカップ。ドライバーがすぐに飛び出し、真下に修理しやすいスプリングコンタクトが現れます。

バッテリーを取り外すのに十分なクリアランスが得られます。X線で示されているように、両方のバッテリーセルは、1本のケーブルでつながれた右のイヤーカップにあります。

安心して、両方のセルは接着剤ではなくネジで固定されています。さらに良いことに、これらは単一のiPhoneスタイルのポップコネクタを介して電力を供給します。ここでははんだ付けは不要です。

ロジックボード。両側に独自のボードがあります。両方を抽出。

外した両方のロジックボード。ICの詳細は分解レポートを参照してください。

AirPods Maxで一番精密で面白いところ

あなたは今、AirPodsMaxのおそらく最も手の込んだ部分を見ています。これは分解するのが怖いですか?

有能なヘッドホンヘッドバンドは、イヤカップを傾けたり、回転させたり、接続したりする必要がありますが、他のヘッドホンではこのようにはなりません。

Appleの電気機械式ヒンジハードウェアは複雑で作りすぎであり、AirPodsMaxの高価な価格に納得するかも知れません。

このヒンジは、バッテリーからの電源接続を確実に通過させながら、ヘッドバンドに頑丈で快適な接続を提供する必要があります。

Appleは、ジョイントの回転部分にラップアラウンドフレックスケーブルを使用し、巧妙なルーティングと組み込みのストレインリリーフを備えています。次に、ヘッドバンドへの接続のためにスプリングコンタクトに切り替えます。なんてフレックス。

うまくいけば、これらすべてがケーブルの摩耗による故障の減少につながります。耐久性を予測するのは難しい場合もありますが、この設定に多くの考慮が払われたことは明らかです。

トルクスネジの束が邪魔にならないので、ジョイントはクローズアップの準備ができています。

 

イヤーカップとヘッドバンドがワンタッチで分離可能。将来的には

これが秘訣であり、最良の部分です。ジョイントは複雑ですが、イヤーカップを開かなくても、SIMカード取り外しツールまたはペーパークリップだけでヘッドバンド全体をAirPodsMaxから取り外すことができます。

完全に組み立てられると、適切な場所に少し突き刺すと、ジョイント内の2つの小さなスプリングが圧縮され、ヘッドバンドを固定しているクランプが解放されます。

私たちはあなたと同じようにショックを受けました。Appleは修理を念頭に置いてこの小さな穴をここに置いたのですか?移植性?どちらも?550ドルは…合理的に見え始めていますか?

修理しやすさは10点満点中6点。AirPodsシリーズ初の0点以上!

修理しやすさは10点満点中6点です。他のAirPodsシリーズは接着剤て固定されて分解=破壊なので修理は不可能な0点でしたが、今回初の修理可能な6点です。

  • イヤークッションは磁気的に取り付け(および取り外し)できます。工具は必要ありません。
  • ヘッドバンドは、ペーパークリップまたはSIMカードツールから簡単に突くだけで両方のイヤーカップから外れます。ワイヤーや手間はかかりません。
  • ドライバーとバッテリーはネジで固定され、修理しやすいボード接続を使用します。
  • ほとんどの場合、接着剤よりもネジの方が適していますが、ここでのネジの種類の数は非常に多く、私たちの基準でも、広範なツールキットが必要になります。(マイナス点)
  • ペンタローブのネジと接着剤がイヤーカップを保護し、内部の修理を複雑にします。(マイナス点)

Source:iFixit

上記、分解レポートは相当端折っています。詳細はiFixitさんのレポートを参照してください。

複雑で精密に設計されたすべての部品を備えており、どのヘッドフォンよりも機械式時計を思い起こさせる!

 

iFixitさんは今回の分解レポートで他社のオーバーイヤーワイヤレスヘッドフォンと比べて「複雑で精密に設計されたすべての部品を備えており、どのヘッドフォンよりも機械式時計を思い起こさせる」と評価しています。他社のプラスチック製のイヤーカップ、ヘッドバンド。そして内部機構と比べると「AirPods Max」はメカ的構造で細部まで緻密に作り込まれています。Appleらしい内部も美しい。

「AirPods Max」さん。お値段、税込67,980円するのは仕方ない(購入したから、有る意味自分にも言い聞かせているところもあるw)高級ヘッドホンです。ここまで素材と緻密な作りは設計、製造にお金が掛かります。

今回分解レポートで面白いのが「ヘッドバンド」が簡単に外せる事が解ったことです。素晴らしいよiFixitさん( ´艸`)。イヤーカップを外して細い棒で押すとヘッドバンドが外せます。このヘッドバンドは右のイヤーカップの電源バッテリー⇒左イヤーカップへ送電しています。それが外せる(゜ロ゜屮)屮 Appleは修理を考えて(ヘッドバンドのメッシュが破れたら交換など)の仕様かも知れませんが、将来的にはヘッドバンドも色違い交換や機能追加なども考えられます。

分解レポートを見るのは楽しいですね。実際自分も分解したいけど、流石に新品は躊躇します。よね!

沢山のセンサーを搭載した「AirPods Max」さん。まだ隠し球があるかも。そして進化した次世代も発売して欲しいですね。

それでは(^_^)/

    

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