Apple、「iPhone 12 シリーズ」の発売が10月以降になることを予想。異例のコメント、これもコロナ禍の影響・・・。

昨日、Qualcommが本第3四半期決算で名前は出しませんでしたが、Appleの今後の5G iPhoneが遅れる可能性があることをほのめかしました。

そして本日の本日のAppleの2020年第3四半期決算電話中に、Apple CFOのLuca Maestriは、今年のiPhone 12のリリースが通常よりも少し遅れることを確認しました。これは珍しいことであり、Apple側の遅延の確認と承認したことになります。

9to5MacによるとMaestri氏は、同社の2020会計年度第4四半期にAppleに期待することを取り上げながら、2019年9月にAppleが新しいiPhoneの販売を開始したと説明しました。

「ご存知のように、昨年9月下旬にiPhoneの販売を開始しました」
「今年は、数週間後に供給が利用可能になると予想しています。」

iPhone 11とiPhone 11 Proは昨年9月20日に発売されました。今年の3週間の遅れは、iPhone 12のラインナップが10月中旬に早くもリリースされることを意味します。

iPhone 12がいつもより遅くなるというAppleの確認は、同社による前例のない発表である。Appleはこれまで、新しいiPhoneが登場することさえ認めず、リリース日や遅延についての詳細を確認することさえも拒否してきた。

後で電話の質疑応答の部分で、マエストリは彼のコメントを明確にするように求められました。

「1年前に9月下旬に新しいiPhoneを発売したと私は発言しました。そして今年、新製品の供給はそれより数週間遅れるだろうと私は言った。」

Appleの発表に先立って、AppleがiPhone 12のリリースをわずかに遅らせざるを得ないというかなりの証拠がありました。昨日、クアルコムは 5Gを搭載した主要な主力スマートフォンが押し戻されていると述べました。

Appleが新しいiPhoneのリリースを10月、あるいは11月にまで押し上げることは決して珍しいことではありません。実際、2019年は、Appleが旗艦iPhoneのラインナップ全体を同時に発表したのは3年間で初めてです。2017年、iPhone Xは9月に発表されましたが、11月までリリースされませんでした。2018年、iPhone XRは9月に発表されましたが、10月までリリースされませんでした。

今年、アップルは4つの異なるiPhone 12モデルをリリースする予定です。

Sauce：9to5Mac

 

まさかのAppleが遅れを予想、認める。今年は本当に特殊、全てはコロナ禍の影響。

Appleが次期iPhoneの存在、発売予定を認める発言は非常に珍しい今までに無いことです。必ず否定やノーコメントでしたが、今年はどうやら違う。全てはコロナ禍の影響、パンデミックな世界が影響しているようです。

コロナ禍の影響で世界の名だたる企業が赤字に転落している中、Appleの2020年第3四半期（2020年4～6月期）の決算は、

• 売上高が前年同期比11%増の596億8,500万ドル
• 営業利益が130億9,100万ドル
• 純利益が112億5,300万ドル

と好調です。

今回の異例のiPhoneの発売遅れのコメントも「決算は好調なので、隠すより正直に言った方が市場に好印象」なのかも知れません。有る意味余裕。

決算は好調でもやはりiPhoneの部品メーカーはコロナ禍の影響を受けている訳で、まだ終わりが見えない（先ずはワクチンと治療薬が出来ない事には）新型コロナウイルスの影響はまだまだ続きます。それによってはiPhone 12シリーズの発売は11月以降に遅れる場合もあるので予断はできません。

それでは(^_^)/