「MacBook Pro 13-inch 2020 Four Thunderbolt 3」 モデルのCPUは10nmプロセスのIce Lake です。ビックリした(゜ロ゜屮)屮
ここ最近のIntelのプロセッサは複雑です。私の頭が悪いせいでもありますが、同じ世代のプロセッサでも製造プロセスが違う場合があります。
Intelの第10世代Coreプロセッサには、
- 14nmプロセスで製造されるComet Lake(開発コード名)
- 10nmプロセスで製造されるIce Lake(開発コード名)
の2つがあります。
14nmプロセスは現在のIntelプロセッサの主流で、販売されているPCなどはこれが搭載されています。
今月発売された「MacBook Pro 13-inch 2020 Four Thunderbolt 3」には、なんと10nmプロセスのIce Lakeが踏査されています。ビックリ!
新型のMacBook Air 2020 にも10nmプロセスのIce Lakeが搭載されているので可能性はありましたが、どうやら28WのIce LakeはAppleへ独占供給のようです。
他の10nmプロセスのIce Lakeは低クロック、省電力ですが、「MacBook Pro 13-inch 2020 Four Thunderbolt 3」に搭載のCore i7-1068NG7、Core i5-1038NG7は消費電力が28Wと高いのが特徴です。消費電力が高い分、高性能が望めますが発熱が高くなるのでその分ファンでの廃熱処理が必要になります。廃熱処理が上手く行かないと折角の高性能プロセッサでもサーマルスロットリング機能(CPUが温度上昇し熱暴走を押さえるためクロック周波数を落としてCPU温度を下げる)が働く場合が多々あります。過去のMacBook Proシリーズでもこの問題で高性能プロセッサなのに処理が遅くなる! どう言う事やねん!! がよくあります・・・熱処理設計不足です。
新型MacBook Pro 13-inchには、安定した14nmプロセスを載せてくるのかな?と勝手に思っていましたが、どうやら10nmプロセスのIce Lakeが搭載です(*`・ω・)ゞ。
新型のMacBook Air 2020に搭載のCPUは10Wです。MacBook Pro 13-inchは28Wかぁ〜!、やはり発熱が気になりますね。実際に手に入れた方の使用レビューやベンチマークが今後出のでチェックです。ここ最近のMacBook Proはサーマルスロットリングが働きやすい場合があるので注意が必要です。
それでは(^_^)/
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