こう言うギミック大好き( ´艸｀)。サムスン スマートフォン「Galaxy A80」を発表。カメラがスライドして回転します。

iPhone大好きなので、それ以外のスマートフォンはほぼ無視していますが「世界最小」とか「変態スマホ」は技術的に大好きです。
（画面が折りたためるスマホは余り興味が有りません。画面の折り曲げる部分が必ず歪むのが現状の技術の限界なので、まだ早い。）

韓国Samsung Electronicsは2019年4月10日「フルスクリーンディスプレイ、サムスンの最初の革命的な回転カメラ」の「Galaxy A80」が発表されました。
ミドルレンジの新スマートフォンで欧州での販売価格は649ユーロ（約8万円）。
発売日：2019年5月29日
日本での発売は未定です。

「Galaxy A80」はアウトカメラががスライドして回転しインカメラになる、今までにないスマートフォンです。それにより画面はノッチやパンチホールもなくフルフラットです。指紋センサーは画面内に内蔵されています。

• Display：　6.7-inch FHD+ (1080×2400) Super AMOLED,New Infinity Display
• Camera：　Front/ Rear Main: 48MP, F2.0 Ultra Wide: 8MP, F2.2 (123°) 3D Depth Rotating Camera
• Body：　165.2 x 76.5 x 9.3 mm
• AP：　Octa Core (2.2GHz Dual + 1.8GHz Hexa)
• Memory：　8 GB RAM 、128 GB Internal Storage
• Micro SD：　Not Supported
• Battery：　3,700mAh (typical)　25W Super Fast Charging
• OS：　Android 9.0 (Pie)
• Biometric Authentications：　On-Screen Fingerprint
• Color：　Phantom Black, Angel Gold, Ghost White
• Design： 3D Glass + Metal Frame

source：Samsung

ノッチやパンチホールを無くすなら、インカメラを無くすしかない。スライド式のスマートフォンが今後増える？ 問題は大きさと動作不良対策。

Appleが画面にノッチを採用したら、他メーカーもそれを面白いように採用しましたｗ。正し、「Face ID」の様な強力なセキュリティは現行Appleの独擅場です（センサーの技術、製造をAppleが独占している為、他メーカーまで部品が回らない）。
そうなると、対抗手段としては画面内にパンチホールを開けてインカメラを入れる方法とメカ的にカメラをスライドさせて出すスライド方式がAndroidスマートフォンで出てきました。また、指紋認証も画面に内蔵（セキュリティ的にはまだまだ怪しいですが）とiPhoneに無い面白い技術です。

スライド式でメカ的にカメラを出し入れするスマートフォンは既に出ています。今回のサムスンの「Galaxy A80」の面白さはインカメラとアウトカメラを共用にし回転するギミックです。
この用にメカ的に自動で動作させるには小型モータが必要、搭載されています。恐らく技術的にも日本電産のモータが使われている可能性が高いです。

スライド式 ⇒ 小型モータ、ギアが必要。メカ的な部分の信頼性が「Galaxy A80」などのスマートフォンの鍵になります。
何度もスライドさせればモータが熱を持つし、動作させればギアが摩耗します。特に問題はスライドの隙間にゴミが入って動作不良を起こす、スマホを使用する環境は厳しいのでその辺りの設計も気になるところです。
当然、スライドを繰り返す⇒モータを動かす⇒バッテリーを使う、減る。スライド式の場合はの省電力化も課題です。

「Galaxy A80」が上記の様な課題を克服しての発表なのか？ 先ずは第1弾なので出すだけ出しての第2世代、第3世代で克服なのかは使用して見ないと分かりません（分解すればある程度は分かるけど。iFixit さん分解レポートを楽しみにしていますｗ）

デザイン性はシンプルを重視するAppleはスライド式を出す事は無いです。多分。なので、Androidスマートフォンのメーカー各社はこう言った面白くて便利なギミックをスマホに搭載するのを楽しみにしています。やはり、違う技術で対抗してほしい。もうパクる時代は終わりです。

それでは(^_^)/