2022年10月19日に米国Intelが次世代Thunderboltの仕様を発表しました。現状次世代Thunderboltの名前は決まっていませんが「Thunderbolt 5(仮)」?となるのでしょうか。現状は次世代Thunderboltが名前です。基本的には既に仕様を発表しているUSB4 Version2.0、 DisplayPort 2.1 に合わせた仕様です。
Intel、次世代Thunderbolt「Thunderbolt 5(仮)」
インテルは、USB インプリメンターズ フォーラム (USB-IF) が今週リリースした USB4 Version2.0 仕様に合わせて、次世代の Thunderbolt™ の初期プロトタイプを実際に動作させていることを実証しました 。次世代の Thunderbolt は、毎秒 80 ギガビット (Gbps) の双方向帯域幅を提供し、最大 120 Gbps で最高のディスプレイ体験を実現し、今日のテクノロジーの最大 3 倍の能力を提供して、コンテンツ クリエーターやゲーマーの高まるニーズに対応します。 、以前のバージョンの Thunderbolt および USB との互換性を維持しながらすべて。
「Intel は常に有線接続ソリューションの業界のパイオニアでありリーダーであり、Thunderbolt は現在モバイル PC のメインストリーム ポートであり、3 世代の Intel モバイル CPU に統合されています。USB4 v2 仕様に基づいて構築された次世代の Thunderbolt で業界を先導できることを非常に嬉しく思います。Intel や他の USB プロモーター グループのメンバーによってこの次世代に進められました。」
–Jason Ziller 氏、インテル クライアント コネクティビティ部門ゼネラル マネージャー
重要な理由: このプロトタイプのデモンストレーションは、業界に次世代の Thunderbolt を提供するための大きなマイルストーンを示しています。高解像度のディスプレイ、低遅延のビジュアル、巨大なビデオやデータ ファイルのバックアップや転送のために、コンテンツ クリエーターやゲーマーの帯域幅のニーズが大幅に高まっています。次世代の Thunderbolt は、Thunderbolt™ 4 の最大 3 倍の機能を提供し、作成とゲームをより効率的かつ没入型にします。最新バージョンの USB4 をサポートすることに加えて、次世代の Thunderbolt には、次のようなさまざまな分野での改善が含まれます。
- Thunderbolt 4 の合計帯域幅の 2 倍の 80 Gbps を実現しながら、ビデオを多用する用途向けに最大 3 倍の 120 Gbps の帯域幅を提供します。
- 新しくリリースされた DisplayPort 2.1 のサポートにより、最高のディスプレイ体験が得られます。
- PCI Express データ スループットが 2 倍になり、ストレージと外部グラフィックスが高速化されます。
- 新しい信号技術により、最大 1m の既存のパッシブ ケーブルで動作します。
- 以前のバージョンの Thunderbolt、USB、および DisplayPort と互換性があります。
- インテルのイネーブリングおよび認定プログラムによってサポートされています。
Thunderbolt が業界を牽引する方法: Thunderbolt を誰もが利用できるようにするというビジョンを持って、Intel は 2019 年に USB プロモーター グループに貢献し、USB4 の基礎となった Thunderbolt プロトコル仕様を提供しました。この業界グループのリーダーとして、Intel は USB4 のパフォーマンスを次のレベルに拡張するために取り組んできました。
インテルには、I/O の革新において業界をリードしてきた長い歴史があります。インテルは、PC、アクセサリ、およびケーブルのパートナーと緊密に連携し、専用の有効化およびテスト プログラムを通じて、最も高度で完全な有線接続ソリューションを提供します。すべての Thunderbolt 製品は厳格な認証テストを受けており、合格すると、Thunderbolt の名前とロゴをデバイスやマーケティングで使用料なしで使用できます。そのため、Thunderbolt ロゴは、PC とアクセサリに最適な有線接続ソリューションを示すシンプルでわかりやすい指標を提供します。
次の予定: 次世代の Thunderbolt の公式ブランド名、2023 年の機能、機能の詳細を確認してください。
Source: Intel
次世代Thunderbolt、USB4 Version2.0、DisplayPort 2.1とそれぞれ仕様的にはほぼ同様で互換性あり。USB-Cポートを使用。とは言えもっとユーザーに分かりやすくして欲しい。
先日、USB4 Version2.0のデータ転送速度が最大80Gbps、オプションで120Gbpsに対応。ディスプレイは8K対応。と発表がありました。また、ケーブルや機器へのデータ転送速度や電力量のロゴマーク統一も発表。USB4 Version2.0の製品化は1−2年後ですがそれに向けての仕様とロゴマークは決定し今後それに統一されていきます。
今回はIntelが次世代Thunderboltの仕様の最初を発表しました。基本的にUSB4 Version2.0と同じ仕様で互換性あり。使用するポート端子もUSB-Cなので見た目も同じです。DisplayPort 2.1対応で8K対応です。
ThunderboltとUSB4は何が違うの?と言うことが出てきます。正確には使用特許(認定プログラム)やチップが違う!と言うところでしょうか。ユーザーに取っては分かりにくいところではあります。その点からも今後、Intelが次世代Thunderboltの名前を変更する可能性もあります。まあ、どちらにしても当分はUSB-CポートとUSB-Cケーブル(Thunderboltケーブル)でロゴマークが違うが同様に使える!場合もあれば、その機器やケーブルの仕様で最大の能力を発揮できな場合もあります。現状と変わりません。次世代Thunderboltも最初の仕様状態で本格的な内容の発表は2023年以降です。
Thunderboltと言えばAppleのMac、iPadシリーズです。一応USBとも互換ありなので使えますが。AppleがIntelのCPUチップをApple Siliconへ置き換えて、Thunderboltについてはどうなるの?ですがどうやら今後も共同で使用すると思われます。多分。
私もThunderbolt 4チップとUSB4チップの物理的な違いは知りません。良く分からない。まあ、互換性有りでケーブルも分かりやすくして頂ければユーザーとしては問題ないので、もう、いい加減にお願いします<(_ _)>。
それでは(^_^)/
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