Apple純正の「Thunderbolt 4 Pro ケーブル」はとても高価です。また、有名で信頼度の高いケーブルメーカーのThunderbolt 4 ケーブルも高い。
やはり「高かろう良かろう、安かろう悪かろう」と言う言葉もありますが、Thunderbolt 4 ケーブルが高価なのはソレなりの理由があります。
Appleの新しくて長い「Thunderbolt 4 Pro ケーブル」を分解。なぜそれがとても高価なのかを検証。
新しいビデオでは、Appleが新しく導入したThunderbolt 4 Pro ケーブルの内部を見て、視聴者にその設計に組み込まれたプレミアムコンポーネントを紹介しています。
Appleが3月にMacStudioとStudioDisplayを発表したとき、彼らは静かに新しいThunderbolt4 Pro ケーブルを発売しました。1.8メートルの長さで129ドルの価格の新しいケーブルは、最大40Gb/sのデータ転送が可能で、最大100Wの充電が可能です。
ChargerLABによる新しい分解ビデオは、ケーブルの製造に使用されたプレミアム素材と構造を強調しています。
ケーブルは19本のワイヤーを備えた同軸ケーブルです。ワイヤーの6つは、電力を供給する錫メッキされた銅線です。さらに、2本のワイヤーでUSB 2.0伝送が可能になり、ケーブルはThunderbolt 3、USB 3、およびUSB2と下位互換性があります。ワイヤーの多くは、銅だけでなく銀でメッキされています。
コネクタ自体も、耐久性のある真ちゅう製のハウジングに含まれるプレミアムパーツを備えています。各コネクタには、24個の金メッキピンも備わっています。
コネクタの内部には、信号の再構築と信号のジッターの低減に使用されるIntelチップがあります。ケーブルの外側は、防水性と防塵性のある編組外装で覆われているため、ケーブルの耐久性が向上します。
ChargerLABは、ケーブルは非常に優れた性能を発揮しますが、より安価な代替品と同じように運賃を支払う標準的な顧客には役に立たない可能性が高いと述べています。機能的な1.8m Thunderbolt 4 ケーブルは、Appleのデザインと素材のタッチの一部を差し引いたものですが、40ドルという低価格で見つけることができます。
ただし、大量のデータを処理するクリエイティブの場合、ChargerLABは、現在利用可能な最良のオプションである可能性があると述べています。
現在、Appleは1.8メートルのThunderbolt4 Pro ケーブルを129ドルで販売しています。3メートルバージョンは後日、159ドルの値札でリリースされます。
Source: AppleInsider
ケーブルは材料、材質、品質が命。Thunderbolt 3,Thunderbolt 4、USB 4 のケーブルを購入時はソレなりにご注意を!
全ての電化製品は電気で動くので当然ケーブルが必要です。給電・充電するケーブル。通信をするケーブル。どれも仕様がありそれに準じた製品が販売されています。とは言え、粗悪品はよくある。安くても良い製品はありますが、安い理由もある・・・在庫処分w。
Thunderbolt 3,4やUSB 4 ケーブルでは、最大100Wでデータ転送速度最大40Gb/sの決められた仕様品質のモノが通常売られています。長さは1m以下のモノがほとんどです。その理由は使用しているケーブルの品質的にそれ以上長いとケーブル内の抵抗が大きくなって仕様を満たさないからです。これはケーブルを購入して「ケーブルチェッカー」で測定すれば直ぐに検査できます。
では1m以上のThunderbolt 3,4やUSB 4 ケーブルは無い?かと言えば、Apple純正の「Thunderbolt 3,4やUSB 4 ケーブル(1.8m)」「Thunderbolt 3,4やUSB 4 ケーブル(3m)」がそれに当たります。ケーブルの長さが1.8mや3mで『最大100Wでデータ転送速度最大40Gb/s』を可能とするには理由がある。その内部のケーブルの品質が違います。
金属は電気を流す。が、導電体には電気の流れを損失させる抵抗があります(そしてそれによる熱が発生する)。抵抗が一番小さい金属は銀で銅、金、アルミニウムと続きます。銀をケーブルに使えば良い?高価になります。
*光ケーブルならデータ転送速度最大40Gb/sを長いケーブルで可能とします。電力の供給は出来ませんが。光ケーブルもとても高価です。
また、当然、電気抵抗が小さい(導電率が高い)モノが品質(長持ちする)とは限りません。加工や腐食、断線に強いか。そして製造コスト。色々と含めて今の電化製品のケーブルがあります。多分(適当)
私もThunderbolt 3,4。USB 4 ケーブルを数本もっています。短いケーブルは安くてほぼほぼ安定してしようできます。3mのThunderbolt 3ケーブルは最大20Gb/sのデータ転送と少し残念なケーブルですが使用できます(4Kティスプレイのケーブルとしてはあまりオススメしない。SSD用ならイケる!)。安かろう⇒悪かろう、は必ず当てはまらない技術力&努力(ケーブルが短いw)のある世の中なので、高ければほぼ間違い無く品質は良いはずです。多分、高い製品を無名のメーカーからは購入する人はイナイと思う。品質わるければクレーム、返却です。
これからもう少し、Thunderbolt 4 や USB4 の規格が整合されて分かりやすい製品が出て来ると思われます。その中で自分の使い方にあったケーブルを予算無いで購入しましょう!
それでは(^_^)/