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Apple税と「Fortnite」の反乱。アプリ手数料30%が議論されるときに来ています。

Apple税と「Fortnite」の反乱。アプリ手数料30%が議論されるときに来ています。

2020年8月14日に人気バトルロイヤルゲーム「Fortnite」がAppleのApp Store、GoogleのGoogle Playからアプリが削除されました。

Appleが削除した理由は

ガイドライン3.1.1 App内課金:
Appのコンテンツまたは機能(例:サブスクリプション、ゲーム内通貨、ゲームレベル、プレミアムコンテンツへのアクセス、フルバージョンの利用)は、App内課金を使用して解放する必要があります。コンテンツや機能を解放するため、ライセンスキー、拡張現実マーカー、QRコードなど、App独自の方法を用いることはできません。App内課金以外の方法で、ユーザーを何らかの購入に誘導するボタン、外部リンク、その他の機能をAppやメタデータに含めることはできません。

Source:App Store Reviewガイドライン

に違反したために削除された模様です。Googleも同様な理由で同日にGoogle Playから削除したようです(Android端末はGoogle Play以外からもアプリをダウンロード可能なのでそれは除きます)。

App Storeのシステムを使用してアプリの販売、内課金をした場合、売り上げの30%は手数料として払う。Apple税。

App Storeのシステムを使用してアプリの販売、内課金をした場合、売り上げの30%は手数料として払う。別名、Apple税と言われるモノです。手数料率は別としてこの様なシステムは他の販売システムで行われています。

「Fortnite」内で独自の内課金システムが追加

「Fortnite」を運営しているEpic Gamesがアプリ内で独自の課金システムを追加し、Apple税を通さず内課金出来るようにしました。Appleへの手数料無しで販売できるので当然ユーザーには安く提供出来ます。

この事が”ガイドライン3.1.1 App内課金”に触れるため、Appleは「Fortnite」の配信を停止、削除しました。

Epic Gamesとしては計画的な犯行w、行動。Apple税 30%は高いのか? 今後議論は高まる。

過去に同様なシステムを追加したアプリは即、App Storeから削除されています。今回のEpic Gamesの「Fortnite」も同様に削除されることは分かっていた事です。なのにEpic Gamesはあえて(わざと)ガイドラインに反する独自内課金システムを追加しました。


アプリが削除され、即行動。アップルのCM「1984」のパロディを上映したEpic Games。

この動画を準備しているくらいだから、今回の手数料30%への反乱は前もって準備していた行動です。

以前より、「Apple税 30%は高い。開発販売元やユーザーへの負担だ!」と言われてきました。Appleとしてはアプリの審査やApp Storeの安全安心を提供の為、そしてAppleの儲けの為に手数料 30%としています。

手数料 30%は高いのか? 安くは無いけど妥当なのか? Epic Gamesは今回の件でAppleとGoogleを訴訟を起こしました。今後は法廷で争われます。恐らくこれもEpic Gamesのシナリオ通りでユーザーの事を考え訴訟中は独自内課金システムを削除しアプリを再提出するかも知れません。 Epic Gamesとしては今のApple、Googleの独壇場のアプリストアを問題視しています。

Epic Gamesと言えば、PCゲームでは大手のValveが運営する「Steam」の手数料 30%に対抗し「Epic Gamesストア」を2018年にオープンしています。手数料 12%で「Steam」より格安でゲームを購入する事ができます。

今回の「Fortnite」の反乱がスマホアプリの手数料へメスをいれる、議論される1つになるのは間違いありません。

*面白いのが、xiaolongchakan.comの記事より”EPICの40%の株主が中国のテンセントだからです(2012年6月に取得)。つまり、これも米中経済戦争の一環とみなすことができそうです。” と、もしかすると裏ではここにも日中貿易摩擦が関連している可能性あります。奥が深い・・・。

(´-`).。oO(個人的には「Fortnite」は好きでは無い・・・絵が嫌いw、少し遊んで面白く無かったので削除されても全く困りません。息子達は遊んでいますが、iPhoneでは遊びにくいのでNintendo Switch版で遊んでいます。)

それでは(^_^)/

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