MacBook Pro用に高速SSDドライブを構築!「Thunderbolt 3 Nvme M.2 SSDケース」と「SSD 1TB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4」を購入して高速外付けSSDを作って見ました。爆速です(*`・ω・)ゞ。
現行のMacBook Pro、MacBook Air シリーズにはThunderbolt 3ポートとUSB-Cポートがついています。
Thunderbolt 3は最大Thunderbolt(最大40Gb/s)、USB-C 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)と高速です。上手く活用することで高速SSDや高速HDD、eGPU(Thunderbolt 3)など拡張性が高いです。
以前、外付けSSD「SanDisk サンディスク エクストリーム ポータブル SSD 500GB」を購入しました。Read、Write速度が約500MB/sとUSB-C 3.1 Gen 2対応でそこそこのスピードです。
今回は、「Thunderbolt 3 Nvme M.2 SSDケース」と「SSD 1TB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4」を買って高速な外付けSSDを構築してみました。普通に組み込み外付けSSDを購入すると高価なのでケースとSSDを別々に購入して組み立てです(*`・ω・)ゞ。
「Thunderbolt 3 Nvme M.2 SSDケース」と「SSD 1TB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4」を購入。
- 「ORICO Thunderbolt 3 Nvme M.2 SSDケース Intel公式認証 40Gbps超高速 [最大読み込み速度:2300MB/S 最大書き込み速度:2100MB/S] ポータブル 外付けケース 2280(M-Key)SSDのみ対応 M.2 SSD 変換アダプタ グレー SCM2T3-G40」 お値段、約Ⅰ万5千円。
SSDは、
- 「シリコンパワー SSD 1TB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ 5年保証 SP001TBP34A80M28」 お値段、約Ⅰ万5千円。
を購入してました。合計として約3万円の外付けSSD 1TBのドライブです。
組み込み済みの外付けSSDドライブで、この転送速度で1TBのSSDドライブはもう少しお金を出せばあります。それより、SSDを入れ替えれば容量を変更できるケースタイプの方が後々使いやすいと思い今回のお買いモノです。
「ORICO Thunderbolt 3 Nvme M.2 SSDケース
Thunderbolt 3、理論転送速度は40Gbpsでケースのスペックでは最大読み込み速度は2300MB/S、最大書き込み速度は2100MB/Sです。
2280のM.2 NVMe SSD(M-Keyのみ)最大2TBまで対応。
重量は88g。Thunderbolt 3 40Gbps ケーブル(50cm)1本。1x熱伝導ゴム。取説が付属です。50㎝ですがThunderbolt 3 40Gbps ケーブルが付属しているのはお得です。
外観は手のひらサイズ、上面は放熱用の溝が掘られたアルミ製の本体です。Thunderbolt 3ポートは1つ。電源はThunderbolt 3から供給です。
内部。2280のM.2 NVMe SSD(M-Keyのみ)のコネクターが目立つだけ。裏面に制御基板が実装されています。多分、両面実装の2280のM.2 NVMe SSDでもイケるはず。多分。
「SSD 1TB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4」
「シリコンパワー SSD 1TB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ 5年保証 SP001TBP34A80M28」です。1TBで約Ⅰ万5千円。理論値:読込最大3400MB /s、書込最大3000MB /s のSSDです。
外付けSSDケースにM2 2280 SSDを装着
購入したケースに1TBのM2 2280 SSDを装着です。コネクターに差し込んでネジ止めするだけ(自作PCのM2 SSDと同じです)。コネクターに切り欠きがあるので差し込む方向は間違えないです。メモリカードと同じです。
取り付けが完了したら付属の熱伝導ゴムをSSDの上に貼ります。(SSDに貼っているメーカーのシールを剥がしてゴムを貼るか? は個人のご判断にお任せします。これ剥ぐと保証が効かなくなる場合があるのでご注意下さい)
後は上に蓋をしてネジ止めして完成です。MacBook ProのThunderbolt 3ポートに接続すると本体の緑色ランプが点灯し電源ONです。
MacBook Proに接続したら先ずはフォーマット。
初めてThunderbolt 3 SSDを接続すると上記エラーがでます。HDD同様にドライブのフォーマットが必要です。「初期化」を選びます。初期化はディスクユーティリティ.app から可能です。
デスクユーティリティからSSDの名前、フォーマット(Macのみで使うなら、APFS or Mac OS拡張。Windowsでも使うならexFAT)。
これで、Thunderbolt 3の外部SSDとしてセッテイングが完了です。外部ドライブとして普通に使うも良し、macOSをインストールしてもよし(場合によってはAPFSフォーマットにする必要がります)、Boot CampでWindows 10を入れる事も出来ます。Thunderbolt 3 ドライブなら外付けSSDをBoot CampでWindows 10を入れる事が出来ます。USB-C 3.1 Gen 2では通常の方法では出来ません・・・これ以前にサンディスクのSSDで苦労して諦めました。色んな活用方法がある、Thunderbolt 3 外部SSDドライブです\(^o^)/。
各ベンチマークソフトでベンチマークを実施。爆速です╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
Thunderbolt 3のSSDと言うことで、お楽しみのベンチマークです。最近は色々とベンチマークソフトがあるので試しに実施してみました。
Blackmagic Disk Speed Test
Macのドライブベンチマークの定番ソフトBlackmagic Disk Speed Test です。
ベンチマーク結果、Write:2026.9 MB/s Read:2359.4 MB/s です。爆速╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
AJA System Test Lite
ワンクリックで簡単にベンチマーク結果を出すAJA System Test Liteです。
ベンチマーク結果、Write:1459 MB/s Read:2365 MB/s です。Writeが少し遅い、ReadはBlackmagic Disk Speed Testと同じくらいです。
AmorphousDiskMark
どこかで観たことある画面・・・Windowsの定番Diskベンチマークソフト「CrystalDiskMark」をパクったw外観のソフト、AmorphousDiskMarkです。
実施しているベンチマーク内容が厳密には少し違うのでそれぞれ性出てきます。まあ、あくまでもベンチマーク。ディスクの基本的な読出し速度や書込み速度を計測するのがベンチマークソフト。比べる場合は1つのソフトに絞った方が良いです。
で、結果ですが3つのベンチマークソフトを使って
Readは約2,300 MB/s 前後で物凄く速いです。そんじょそこらの内蔵SSDより速いかもw。Writeは1,000〜2,000MB/sとバラけていますが、1,000MB/sでも「SanDisk サンディスク エクストリーム ポータブル SSD 500GB」のWriteの2倍のスピードです。
こんなに爆速ならOSの起動ドライブとしても普通に使えます。素晴らしい( ´艸`)。
小型の外付けSSDは発熱しやすい。温度管理に注意です!
「SanDisk サンディスク エクストリーム ポータブル SSD 500GB」でもそうですが、外付けのUSB-C SSDドライブやThunderbolt 3ドライブは発熱しやしく熱くなります。小型で冷却用のファンが付いていないので夏場はアツアツです。高温になると故障したり、熱暴走を防ぐサーマルスロットリングが働き動作が遅くなる場合が有ります。
今回購入した、
- 「ORICO Thunderbolt 3 Nvme M.2 SSDケース Intel公式認証 40Gbps超高速 [最大読み込み速度:2300MB/S 最大書き込み速度:2100MB/S] ポータブル 外付けケース 2280(M-Key)SSDのみ対応 M.2 SSD 変換アダプタ グレー SCM2T3-G40」
- 「シリコンパワー SSD 1TB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ 5年保証 SP001TBP34A80M28」
の組み合わせでは、冬場と言うこともありほとんど発熱がありません。「SanDisk サンディスク エクストリーム ポータブル SSD 500GB」はほんのり温かかい。OSの起動用や動画編集などに使えば熱くなる? 夏場は冷却用のファンを着ける必要がある?かも知れません。
まだまだ未発達な小型外部SSDドライブなので温度管理には注意が必要です。
高速外付けSSDが完成! macOSを入れるも良し、Windows 10も入れてBoot Campも出来る!! 写真現像用にも最適( ´艸`)
以前比べて、Thunderbolt 3対応のSSDケース(M.2 SSDケース)が沢山発売されてお安くなってきました。SSDの両面実装に対応、非対応や熱問題など小型のSSDケースは色々と問題があるので、どれを購入するのが良いのか?まだまだ悩みます。
大きな電源付きの外付けSSDケースは高価でデカくて消費電力も高い難点もありますが、熱処理など安定性は高いです。使う用途でご予算と相談です。
ここまで爆速のSSDドライブ。今はカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MARK II 」でRAW撮影した写真を選抜、編集用に使用しています。スゴいストレスフリー(^o^)。これだけ速ければ画像表示、編集は速いです。
今後は、外付けSSDドライブに「macOS Catalina」やBoot CampでWindows 10を入れて使用したいと思います。恐らくケースが高温になると思うのでどのくらいの温度になるか(Windows 10なら測定出来るハズ)確認して冷却方法を考えます。
う〜ん、やっと念願のThunderbolt 3 外付けSSDを手に入れました( ´艸`)。次はeGPUですね! MacBook Proを新しく買い直すよりThunderbolt 3で周辺機器を強化して使いやすいMac生活を今年は目指して見ます。
(´-`).。oO(でも、MacBook Pro 16-inchが、Intel 第10世代 Core I シリーズで発売されたら買うかも。狙い目です。 )
それでは(^_^)/