Apple、「iOS 13」、「watchOS 6」の配信開始。「iPadOS 13.1」、「iOS 13.1」は9月25日に配信予定。
Appleは本日、2019年9月20日に「iOS 13」と「watchOS 6」の配信を開始しました。iPhone、Apple Watch向けのメジャーアップデートです。
iOS 13
対象端末:iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8,iPhone 8 Plus、iPhone 7,iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPod touch 第7世代。 *今回からiPadシリーズは「iPadOS 13」にOSが変わります。
iOS 13では、ダークモードによるiPhone上のドラマチックな新しい外観、写真の新しいブラウズおよび編集方法、1回のタップでAppやWebサイトにサインインできる新しいプライベートなサインイン方法が加わります。iOS 13ではシステム全体が最適化されて処理速度と応答性が向上したことにより、Appの起動が改善し、Appのダウンロードサイズが縮小し、Face IDがさらに高速になります。
このアップデートによって次の新機能が追加され、機能改善が行われます:
ダークモード
- 特に低照度の環境においてすばらしい視聴体験をもたらす、新たな美しいダークカラースキーム
- 日の入や特定の時刻に自動でオンになるようにスケジュールすることも、コントロールセンターからオンにすることも可能
- 外観がライトモードとダークモードによって自動的に切り替わる、4つの新しいシステムの壁紙
カメラおよび写真
- 新しい”写真”タブで写真と動画を簡単に見つけて振り返り、共有することができるキュレーション済みのライブラリの表示
- 簡単に写真を編集および調整し、一目で確認できる、新しいパワフルな写真編集ツール
- “回転”、”切り取り”、”自動補正”など、30を超える新しいツールによるビデオ編集機能
- iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxではポートレート照明の強さの増減が可能
- iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxで白い背景のモノクロポートレートを撮影できる新しいポートレート照明効果”ハイキー照明(モノ)”
Appleでサインイン
- すでにお持ちのApple IDでAppやWebサイトにプライベートな方法でサインインして参加可能
- 名前とメールアドレスのみを使用する、シンプルなアカウント設定
- 固有のメールアドレスを共有してあなたにも自動的に転送される”メールを非公開”
- アカウントを保護する内蔵2ファクタ認証
- お気に入りのApp使用時のAppleによるトラッキングやプロファイリングなし
App StoreとArcade
- サブスクリプションに1度登録するだけで、画期的な新しいゲームを広告や追加購入なしで好きなだけプレイが可能
- App Storeの新しい”Arcade”タブで、最新のゲームやパーソナライズされたおすすめ、さらに特別なエディトリアルコンテンツをブラウズ
- iPhone、iPod touch、iPad、Mac、Apple TVでプレイが可能
- モバイルデータ通信接続を使用して、サイズの大きなAppのダウンロードが可能
- アカウントページから利用可能なAppのアップデートの表示やAppの削除が可能
- アラビア語とヘブライ語のサポート
マップ
- 米国向けに新しいマップを公開。より広範囲の道路がカバーされ、住所の精度が向上し、歩行者向けのサポートが強化され、詳細を表示できる地域が増加
- “Look Around”を使うと高解像度のインタラクティブな3D体験で街中の探索が可能
- お気に入りの場所のリストをコレクションにして友達や家族と簡単に共有可能
- 毎日アクセスする場所にすばやく簡単にナビゲーションできる”よく使う項目”
- リアルタイムの交通情報、リアルタイムのフライト状況のアップデート、より自然なターンバイターンの音声経路案内
リマインダー
- まったく新しいデザインで、よりパワフルかつインテリジェントな方法でリマインダーを作成/整理
- 日付、場所、フラグ、添付ファイルなどをリマインダーに追加できるクイックツールバー
- “今日”、”日時設定あり”、”フラグ付き”、”すべて”を使用して今後のリマインダーを簡単に確認できる新しいスマートリスト
- サブタスクとグループ化されたリストでリマインダーを整理
Siri
- Apple Podcast、Safari、マップでパーソナライズされたSiriからの提案に対応
- 100,000を超える世界中のライブラジオステーションをSiriから再生可能
- “ショートカット” Appが内蔵Appに
ミー文字とメッセージ
- 新しいヘアスタイル、帽子、メイク、ピアスなどの新しいミー文字カスタマイズオプション
- ミー文字がステッカーパックになって”メッセージ”、”メール”、他社製のAppおよびすべてのiPhoneモデルで使用可能
- あなたの名前や写真、さらにミー文字も、オプションで友達との共有が可能
- インテリジェントな提案と結果のカテゴリ化により、メッセージを簡単に見つけるための検索機能が強化
CarPlay
- CarPlay Dashboardを刷新。音楽、経路、スマートなSiriからの提案を1つの画面に表示
- “カレンダー” Appを刷新。1日の予定の表示、ミーティングの場所までの移動、電話でミーティングに参加、およびミーティングの主催者への連絡のオ
- プションを追加
- Apple “マップ”のデザインを一新。”よく使う項目”、”コレクション”および”ジャンクション表示”(中国のみ)を追加
- Apple Musicのアルバムアートが表示され、お気に入りの曲を簡単に検索可能
- CarPlayで”運転中の通知を停止”が利用可能
拡張現実
- iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxで、Appのピープルオクルージョンで仮想オブジェクトを人物の前または背後に自然に配置
- iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxでは、Appのモーションキャプチャで体位や人物の動きを把握。キャラクターの移動や仮想オブジェクトの操作が可能
- iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxで、同時に最大3人の顔を認識して友達と楽しむことができる、ARコンテンツ向け複数顔認識
- 同時に複数のARオブジェクトを表示して操作できるARクイックルック
メール
- 送信者を受信拒否して、受信拒否した送信者からのメールメッセージをすべて直接ゴミ箱に移動
- スレッドをミュートして、メールが非常に多いスレッドからの通知を停止
- リッチテキストフォーマットツールやあらゆる種類の添付ファイルに簡単にアクセスできるフォーマットバー
- すべてのシステムフォントとApp Storeからダウンロードした新しいフォントをサポート
メモ
- メモをサムネールとして表示して必要なメモを見つけやすくするギャラリー表示
- ほかの人にメモのフォルダ全体へのアクセスを許可して共同制作するための共有フォルダ
- メモ内のイメージおよびスキャンした項目内のテキストのビジュアル認識を行う、よりパワフルな検索
- チェックリスト項目の簡単な並べ替えやインデントを行うことができる、またはチェック済みの項目を自動的にリストの下部に移動することができる新
- しいチェックリストオプション
Safari
- スタートページをアップデート。お気に入り、よく閲覧するサイト、最後に閲覧したWebサイト、Siriからの提案を表示
- テキストサイズのコントロール、リーダー表示、サイトごとの設定にすばやくアクセスできる、スマート検索フィールドの表示オプション
- 個々のWebサイトに対してリーダー表示を選択したり、コンテンツブロッカー、カメラ、マイク、位置情報へのアクセスを有効にしたりできるサイトごとの設定
- ダウンロードマネージャ
QuickPath
- キーボードでなぞり入力を使って移動中でも片手で簡単に入力
- 文の途中でも、なぞり入力とタップ入力を切り替え可能
- 候補の単語が表示される予測バー
テキスト編集
- スクロールバーをスクラブして直接ドラッグし、長文の書類、Webページ、メールをすばやく移動することが可能
- カーソル移動の速度と精度が向上し、目的の位置に簡単に移動可能
- テキストの選択操作が改善し、テキストをタップしてスワイプするだけで選択可能
フォント
- お気に入りのAppでApp Storeのカスタムフォントを使用可能
- 設定”でのフォント管理
ファイル
- “ファイル”で外部ドライブがサポートされ、USBドライブ、SDカード、またはハード・ドライブのファイルのアクセスと管理が可能
- SMBサポートによる勤務先のサーバや自宅のPCへの接続
- ローカルドライブにフォルダを作成し、よく使うファイルを追加するためのローカルストレージ
- Zip圧縮およびZip解凍がサポートされ、Zipファイルの作成と展開が可能
ヘルスケア
- 新しい”概要”表示に、通知、よく使う項目、よく使うAppやデバイスからのハイライトなど、パーソナライズされたデータを表示
- よく使うAppやデバイスからのヘルスケアデータをハイライトして時間経過と共に傾向を役立つチャートやグラフにして表示
- 周期記録機能を使って、出血量、症状、妊娠に関する指標など、月経周期に関する情報を記録可能
- Apple Watchの”ノイズ” Appからの環境音レベル、ヘッドフォンの音量、聴覚検査のオージオグラムなど、聴覚の健康に関するデータタイプ
Apple Music
- タイミング同期された歌詞機能で正確なタイミングで歌詞を表示してさらに楽しい音楽体験
- 100,000を超える世界中のライブラジオステーション
スクリーンタイム
- 30日間の使用状況データを使い、過去数週間のスクリーンタイムの数値を比較
- 複数のAppカテゴリ、特定のApp、またはWebサイトの制限を1つの制限に結合
- スクリーンタイムの制限時間になったときに、”あと1分”オプションを使って作業内容をすばやく保存したりゲームからログアウトすることが可能
プライバシーおよびセキュリティ
- 位置情報を”1度だけ許可”するオプションにより、Appと位置情報を1度だけ共有することが可能
- バックグラウンドのトラッキング通知により、Appがバックグラウンドで位置情報を使用しているときに通知が可能
- Wi-FiおよびBluetoothの機能改善により、Appがユーザの同意なしに位置情報にアクセスすることを防止
- 位置情報の共有コントロールにより、写真を共有する際に位置情報データを簡単に削除するオプションが利用可能
システム全体の体験
- コントロールセンターでWi‑FiネットワークおよびBluetoothアクセサリを選択
- 左上隅に控えめに表示される、新しいデザインの音量コントロール
- Webページ、”メール”のメッセージ、iWorkの書類、および”マップ”で、ページ全体のスクリーンショットを撮影可能
- 共有シートのデザインが新しくなり、インテリジェントな候補機能を使って数回タップするだけでコンテンツの共有が可能
- iPhone XR、iPhone XS、およびiPhone XS Maxでドルビーアトモス、ドルビーデジタル、またはドルビーデジタルプラスのサウンドトラックのコンテンツを再生するときに魅力的なサラウンドサウンド体験を実現するドルビーアトモス再生
言語サポート
- 38の新しいキーボード言語をサポート
- 広東語、オランダ語、ヒンディー語(デーバナーガリー文字)、ヒンディー語(ラテン文字)、アラビア語(ナジュド)、スウェーデン語、およびベトナム語のキーボードでの予測入力
- iPhone X以降で絵文字と地球アイコンのキーが別々になり、言語と絵文字選択の切り替えをよりすばやく簡単に実行可能
- 音声入力言語の自動検知
- タイ語-英語およびベトナム語-英語の二言語辞書をサポート
中国向けの機能
- カメラで専用のQRコードモードを利用可能。コントロールセンターからアクセス可能で、QRコードのパフォーマンスが向上。フラッシュライトのオプ
- ションを備え、プライバシー保護機能も向上
- 中国での運転中に”マップ”でジャンクション表示を利用し、複雑な道路での移動を容易にすることが可能
- 中国語キーボードの手書きエリアを調整可能
- 倉頡、速成、筆画、および手書きキーボードで広東語の予測機能
インド向けの機能
- 新しくなった男性と女性のSiriの英語(インド)の声
- 22のインドの公用語をすべてサポートし、15種類の新しいキーボード言語を追加
- ヒンディー語(ラテン文字)と英語キーボードの二言語キーボード(予測変換入力を含む)
- ヒンディー語(デーバナーガリー文字)キーボードでの予測変換入力
- 新しいインドの言語用のシステムフォント(グジャラート文字、グルムキー文字、カンナダ文字、オディア語)により、App内での読みやすさが向上
- アッサム語、ベンガル語、グジャラート語、ヒンディー語、カンナダ文字、マラヤーラム文字、マラーティー語、ネパール語、オディア語、パンジャブ語、サンスクリット語、タミール語、テルグ語、およびウルドゥ語用の、新しい30種類の書類用フォント
- 数百もの間柄を表す新しいラベルにより、連絡先に正確なラベルを付けることが可能
パフォーマンス
- Appの起動が最大2倍高速化
- iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS MaxでのFace IDによるロック解除が最大30パーセント高速化**
- Appアップデートのサイズが平均60パーセント縮小
- App StoreのAppのサイズが最大50パーセント縮小
その他の機能および改善
- 不明な発信者を消音し、”連絡先”、”メール”、”メッセージ”で既知の番号からの電話を受けながら、その他の着信はすべて留守番電話に転送
- バッテリー充電を最適化し、iPhoneが完全に充電されている時間を減らすことで、バッテリーの劣化速度を低下
- 省データモードにより、モバイルデータ通信または選択した特定のWi-Fiネットワーク経由のデータ使用量を削減
- PlayStation 4およびXboxのワイヤレスコントローラをサポート
- “iPhoneを探す”および”友達を探す”が1つのAppに統合され、紛失したデバイスがWi-Fiやモバイルデータ通信に接続できない場合でもデバイスを探せる機能を搭載
- Apple Booksの読書目標により、毎日の読書の習慣づけを支援
- “カレンダー”がイベントへの添付ファイルの追加をサポート
- ファミリー共有でインターネット共有を使うと、家族のデバイスが自動的に近くにあるiPhoneのインターネット共有に接続することが可能
- “ホーム” Appでは、HomeKitアクセサリのコントロールのデザインが新しくなり、複数のサービスに対応するアクセサリをまとめて表示可能
- 標準のピークパフォーマンスに対応するiPhone XS、iOS 12.3を搭載するiPad Pro(11インチ)、およびリリース前のiPadOSおよびiOS 13を使用し、2019年5月にAppleが実施したテスト結果です。テストでは、準備段階のApp Storeサーバ環境で再パッケージされた他社製Appを使用しています。Appのアップデートのダウンロードサイズ縮小の数値は、頻繁にアップデートされるAppコレクションの平均値に基づきます。パフォーマンスは特定の構成、コンテンツ、バッテリーの状態、使用状況、ソフトウェアのバージョン、その他の要素によって異なります。
**標準のピークパフォーマンスに対応するiPhone XおよびiPhone XS Max、iOS 12.3を搭載するiPad Pro(11インチ)、およびリリース前のiPadOSおよびiOS 13を使用し、2019年5月にAppleが実施したテスト結果です。デバイスのスリープ解除には、サイドボタンまたはトップボタンを使用しています。パフォーマンスは特定の構成、コンテンツ、バッテリーの状態、使用状況、その他の要素によって異なります。
一部の機能は、デバイスや地域によっては利用できないことがあります。詳しくは次のWebサイトを参照してください: https://www.apple.com/jp/ios/feature-availabilityおよびhttps://www.apple.com/jp/ios/whats-new
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
watchOS 6
対象機種:Apple Watch Series 3,Apple Watch Series 4 (Apple Watch Series 1,Series 2 は年内にサポート予定)
watchOS 6では、よりいろいろな人や情報とつながって、よりアクティブに、あなたの健康について詳しく知ることができます。Apple Watch向けに、周期記録、ノイズ、ボイスメモ、オーディオブック、計算機などの新しいAppが追加され、初めてApp Storeが登場します。さらに”アクティビティ”の”トレンド”では、活動状況を時系列で追跡できるようになります。
周期記録
- 新しい”周期記録”Appでは、出血量、症状、点状出血などの月経周期についての情報を記録します
- オプションで、基礎体温および排卵検査結果などの妊娠可能指標を記録します
- 月経の予測および通知により、次の月経が近づいていることを知らせます
- 妊娠可能期間の予測および通知により、次の妊娠可能期間が近づいていることを知らせます
ノイズ
- 新しい”ノイズ”Appでは、周囲の現在の音量レベルを表示します
- オプションで、周囲の騒音が、長時間聴くと聴覚に影響が及ぶ可能性のあるレベルに達した場合に通知します
- Apple Watch Series 4で利用可能です
ボイスメモ
- Apple Watchを使用してボイスメモを録音します
- 録音したボイスメモは、Apple Watchの内蔵スピーカーから再生するか、Bluetoothデバイスに接続して聴きます
- “音声入力”または”指書き入力”で録音の名前を変更します
- 新しく録音したボイスメモは、iCloud経由でiPhone、iPad、またはMacの間で自動的に同期します
オーディオブック
- iPhoneのApple BooksのオーディオブックをApple Watchに同期します
- 現在読んでいるブックを最大5時間分同期します
- Wi-Fiまたはモバイル通信に接続されているときにオーディオブックをストリーミングします
App Store
- 新しいApp StoreでApple Watch用のAppを探してインストールします
- 厳選されたAppやコレクションをブラウズします
- Siri、音声入力、指書き入力を使用してAppを検索します
- Appの説明、レビュー、スクリーンショットを表示します
- “Appleでサインイン”をサポート
アクティビティ
- iPhoneの”アクティビティ”Appでアクティビティのトレンドを追跡します
- トレンドは、過去365日間のパフォーマンスと比較して、過去90日間のアクティビティの平均指標を表示します。指標には、ムーブ、エクササイズ、スタンド、スタンド時間(分)、距離、カーディオフィットネス(最大酸素摂取量)、ウォーキングペース、ランニングペースが含まれます。車椅子ユーザーの指標には、ロール、ロール時間(分)、車椅子ウォーキングペース、車椅子ランニングペースが含まれます
- トレンド矢印が下を向いている場合、軌道を戻すのに役立つ具体的なコーチヒントを表示します
ワークアウト
- “屋外ランニング”、”屋外ウォーキング”、”サイクリング”、”ハイキング”のワークアウトに現在の高度が追加されました。Apple Watch Series 2以降で利用可能です
- ワークアウト中に”ストップウォッチ”Appが文字盤に継続的に表示されるようになりました
- “ワークアウト”ミュージックプレイリストをシャッフルします
- TRUEとWoodywayのGymKitサポートを追加します
Siri
- Shazamであなたの近くで流れている曲を特定します。曲とアーティストの情報を取得し、Apple Musicライブラリに追加することができます
- SiriのWeb検索をサポートします。Web検索の結果を最大5つ表示し、タップするとApple Watchように最適化されたWebサイトコンテンツが表示されます
- 刷新された”人を探す”AppとSiriが統合され、位置情報の問い合わせをサポートします
文字盤
- “数字・モノ”と”数字・デュオ”: アラビア数字、アラビア・インド数字、ローマ数字、デーバナーガリー数字で表示可能なデジタル文字盤です
- “メリディアン”: 画面いっぱいに表示される黒または白の文字盤です。4つのサブダイヤルのコンプリケーションが含まれます(Apple Watch Series 4のみ)
- “グラデーション”: 時間と共にデザインがダイナミックに変わります。フルスクリーンまたは円形(最大5つのコンプリケーション)で表示可能です(Apple Watch Series 4のみ)
- “カリフォルニア”: ローマ数字、アラビア数字、デーバナーガリー数字などの複数の数字スタイルをフルスクリーンまたは円形で表示可能です(Apple Watch Series 4のみ)
- “ソーラーダイヤル”: 24時間の文字盤に太陽の経路を円形にマッピングして太陽を追跡します(Apple Watch Series 4のみ)
- “モジュラーコンパクト”: アナログまたはデジタルの時間を選択でき、リッチなコンプリケーションを表示します(Apple Watch Series 4のみ)
- すべての文字盤でタップすると時刻を読み上げます。30以上の言語をサポートします
- オプションで、一定の時間ごとにチャイムで通知を受け取ることができます。通知方法はカスタマイズできます。1時間ごと、30分ごと、または15分ごとに触覚または音のチャイムで通知を受け取るように設定します
- Apple Watchで直接文字盤を並べ替えることができます
- オーディオブック、計算機、モバイル通信接続、周期記録、ノイズ、風、降水確率、ボイスメモの新しいコンプリケーションが追加されました
- “インフォグラフ”と”インフォグラフモジュラー”に新しいモノクロのコンプリケーションが追加されました
その他の機能と改善:
- 新しい”計算機”Appでは、チップを計算し、請求金額を人数で分けることができます
- Podcast Appがカスタムステーションをサポートするようになりました
- “マップ”にスマートガイダンスと音声ナビゲーションが含まれます
- 刷新された”再生中”AppはApple TVのリモコンをサポートします
- “For You”でパーソナライズされたミュージックピックを利用できるようになりました
- 自動ソフトウェア・アップデート
- “トランシーバー”Appが刷新されました
- “アクセシビリティ”、”ワークアウト”、”ヘルスケア”などの設定が、Apple Watchで直接利用可能になりました
- 刷新された”人を探す”Appでは、Apple Watchで友達を追加したり、通知を設定したり、設定を変更したりできます
- 刷新された”リマインダー”Appでは、App内から直接、共有リストやサブタスクを表示したり、新しいリマインダーを追加したりできます
- 一部の機能は、国または地域によっては利用できない場合があります。詳しくは、以下のWebサイトを参照してください:
https://www.apple.com/jp/watchos/feature-availability/ - Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトを参照してください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
「iPadOS 13.1」、「iOS 13.1」は当初より1週間前倒しの9月25日に配信予定。「macOS Catalina」は10月予定。
iPad用の「iPadOS13.1」と「iOS 13.1」は当初10月1日に配信予定でしたが1週間前だしの9月25日に配信予定です。
また、「macOS Catalina」は10月予定で詳しい配信日は未発売です。
2年ぶりの本当のメジャーアップデート。不具合も多いので急がなければ待った方が良いです。
「iOS 13」は2019年のiOSメジャーアップデートです。予定通り9月20日に配信が開始されました。予定通り?なのか?? 現実的には新型iPhone「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の発売に合わせてその前に配信したい事情による配信と言えます。今回は異例の「iOS 13.1 Beta」がメジャーアップデート前に出たことから、急いで出した感があります。その為不具合も多いと思われます。余裕があれば直ぐに「iOS 13」にアップデートせずに「iOS 13.1」を待った方が良いです。
「iOS 12」では「iOS 11」から大きな機能変更は無く、安定重視でのメジャーアップデートでした。今年は沢山の新機能がてんこ盛りです。私も新機能に付いていけない〜メールやSafariの使用方法も変わっていて戸惑っています。
「watchOS 6」も細かいアップデートが実施されています。ただ、アップデートするためにはペアリングのiPhoneを「iOS 13」にする必要が有るため、こちらも急がなければ「iOS 13.1」が配信後にアップデートをオススメします。
やはり、新機能てんこ盛りのメジャーアップデートは注意が必要です。「iOS 13」はダークモードの機能が全面に出されたOSです。アプリが対応していないと文字が見えなくなる不具合もあります。なかなかそう言った点で新機能OSは有る意味「地雷」なのでご注意ください。
それでは(^_^)/