2階からMac

Appleがコンシューマ向けノートPCとして「iBook G3」を発売してから20年です。Wi-Fi搭載は今では当たり前、当時はビックリ。

Appleがコンシューマ向けノートPCとして「iBook G3」を発売してから20年です。Wi-Fi搭載は今では当たり前、当時はビックリ。

Appleが「iBook G3」を発売してから20年が経ちました。

1999年7月21日に”Macworld New York 1999”にて初代「iBook」を発表しました。「iMac to go」(「持ち運べるiMac」という意味)のコンセプトでクラムシェルな外観、色はブルーベリーとタンジェリンの2色。その後、グラファイト、キーライム、インディゴブルーの3色も追加され重さが3kgも超えるけど初心者向けノートMacとして発売されました。何より画期的だったのは当時はまだ珍しかった”無線LANカード”「Air Port(日本ではAir Mac)カード」が搭載可能だったところです。オプションでの搭載でしたが、無線LANの標準規格であるIEEE 802.11bに基づいた互換性のあるWi-Fiカードでした。しかも本体内部に搭載です。見た目もスマート! それと同時にWi-Fiのベースステーション、初代「AirPort Base Station(AirMac Base Station)」も発売し今度は有線LANを廃止に掛かった(実際は廃止していないけどw)とビックリしました。いや、我が家はやっとモジュラージャックから有線LANに変わったのに!無線とは!!

当時その他のPCメーカーのノートPC当然未搭載です。Wi-Fiを使いたい場合は拡張スロット「PCカード」にWi-Fiカードを挿す必要がありました。見た目も飛び出てブサイク(●°ᆺ°●)。実際に当時ソニーのノートPC VAIOに無線LANカードを刺していましたが、飛び出ているため赤子の息子に踏み壊されました(TдT)。

Steveは、Webサイトに接続されている間にマシンを拾い上げてステージを横切って歩いた後、フラフープを介してiBookを通過させ、ワイヤが接続されていないことを証明しました。の動画↓

”Macworld New York 1999” iBookリリース時の動画↓

参考:9to5Mac

残念ながらAirMacカードは持って無いけど「iBook G3 グラファイト」がまだ我が家にはあります。動くよ!

MacOS 9.1が今でもヌルヌル動く「iBook G3 グラファイト」です。残念ながらAirMacカードは未搭載で有線LANでないとネットに繋げません(OS古いので繋いだら危険w)。

我が家では思い出深い、「新婚旅行で東京に行って、嫁さん連れて秋葉原に2日間も通い詰めて大分に帰る日にやっと手に入れたiBookです」。いまだに嫁さんからグチグチ言われます。←当たり前

もう約20年物(グラファイトは2000年2月16日に発売なので19年とちょっと)ですが可愛くて、スゴく重いです。ノートMacで3kgはツラいよね。

本当に時の流れは早いです。今思えば「AirMacカード」を一緒に買えば良かった・・・と思いますが、当時はWi-Fiはベースステーション(Wi-Fiルーター)から高価で、それよりメモリーを増設しよう!でメモリーはフルに積んでいます。今日思ったのはw「AirMacカード」中古で安い時に買っておけばこのiBookもまだまだ遊べたかな?と中古を探しましたが、やはり無いですね。

筐体としてとても大好きな「iBook G3 グラファイト」さん。魔改造で復活させても良いのですが(ラズパイに載せ替え)、思い出深いし MacOS 9.1 が動作するのも面白いのでそのまま保管しています。

今ではWi-Fi、無線は当たり前です。20年前、ここからAppleの無線LANが始まり、今のiPhoneに続いている(多分)と考えると何だか面白いですよね。

それでは(^_^)/

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