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大手半導体受託大手TSMCがウイルスで工場停止。次期iPhoneの発売にも影響するかも?

先週の4日にBloombergが「大手半導体受託大手TSMCの工場がコンピュータウイルスに感染し複数の工場が停止に追い込まれた。」との情報がありました。
本日、TSMCのHPにプレスリリースとしてその経緯と内容が発表されました。

大手半導体受託大手TSMCがウイルスで工場停止。次期iPhoneの発売にも影響するかも?

半導体受託大手TSMCと言えば、Apple、AMD、NVIDIA、Qualcommなどから半導体製造を請け負っています。世界最大の半導体製造ファウンダリです。
次期iPhoneの「A12チップ」を製造していると言われています(現状「A12チップ」を発注しているのはTSMCのみと言われています)。

TSMCのプレスリリースより、今回のコンピュータウイルスによる被害は8月3日の夕方より複数の工場で感染し5日14:00(台湾現地時間)に80%は回収されており、8月6日には完全回復を見込んでいるそうです。

ウイルス感染の経緯。

プレスリリースより、今回のコンピュータウイルス感染は外部からの攻撃による感染ではなく、
『新しいツールのソフトウェアインストールプロセス中に誤動作が発生したために発生しました。これにより、ツールが会社のコンピュータネットワークに接続されるとウイルスが広がっていました。データの完全性と機密情報は損なわれませんでした。TSMCは、このセキュリティギャップを埋めるための措置をとっており、セキュリティ対策をさらに強化しています』
のことです。

こう言った工場は外部からのネットによる攻撃対策として、工場ラインのネットワークと外部ネットワークを物理的に繋がない方法をとる所が多いです。恐らくTSMCもその点は実施していると思われます。
工場や事務所のネットワークでウイルス感染する場合に考えられるのが「ウイルスに感染したUSBメモリ」などを不用意にPCに接続してしまう時などに起こり得ます。
今回の感染経路もそう言った失敗により感染した可能性が有ります。

次期iPhoneの発売への影響が心配。

今回のTSMCの工場停止により次期iPhoneの「A12チップ」を製造にも影響が出ていると思われます。それ以外のメーカーの半導体にも当然遅れが出たと思われます。
プレスリリースより、
『TSMCはこの事故により出荷遅延と追加費用が発生すると予想しています。当社は、第3四半期の収益への影響を約3%と見積もり、粗利益率は約1%の影響を受けると見込んでいる。当社は、第3四半期に遅れた出荷が2018年第4四半期に回復すると確信しており、2018年7月19日に与えられた2018年の高い単桁売上高の予測を米ドルで維持している。』
とのことです。

今回の工場停止で具体的な顧客への影響について述べられて居ませんが、顧客との連絡は緊密に協力しており遅れは今後挽回するとしています。

Sauce:TSMC
Sauce:Bloomberg

コンピュータウイルスの感染は人ごとではありません。ご注意を!!

全てのパソコン、Mac、スマホ、iPhoneなどがネットワークで繋がっている時代です。コンピュータウイルスは人ごとではありません。
仕事場や家庭でも感染し端末がダメになる、データがダメになり支障が出てからでは遅いのです。
ネットワーク経由による攻撃に対応するのは色々と技術面で対応出来ない場合がありますが、

「怪しいメールの添付ファイルは開かない」
「怪しいリンク先は開かない」
「USBメモリを使用する場合は事前にウィルスチェック(ネットワークをオフラインにして)」

など基本的な対策、注意事項は徹底しましょう。

さて、本当に次期iPhoneの発売日に影響がでないか?心配ですね。

それでは(^_^)/

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