2017年末から話題になった『CPUの脆弱性』、「Spectre」(スペクター)や「Meltdown」(メルトダウン)。
「Meltdown」(メルトダウン)に付いてはAppleは2017年にリリースしたiOS 11.2、MacOS 10.13.2 およびtvOS 11.2でのMeltdownの軽減策をリリースしています。(OS X El Capitan、Sierraについては当初セキュリティアップデートで軽減対策済み?と記載されていましたが現在は削除されています。良く分からん?)
リンク:Appleサポート About speculative execution vulnerabilities in ARM-based and Intel CPUs
本日、日本時間 2018年1月9日に残りの『CPUの脆弱性』、「Spectre」(スペクター)の軽減対策のOSアップデートがリリースされました。
Apple、OSアップデート。Spectre脆弱性を修正した「iOS11.2.2」、「macOS 10.13.2追加アップデート」、「Safari 11.0.2」をリリース。
iOS11.2.2
macOS 10.13.2追加アップデート」および「Safari 11.0.2」
OS X El Capitan 「Safari 11.0.2」
Sierra 「Safari 11.0.2」
詳しい内容は下記リンクを参照ください。
リンク:Appleサポート About speculative execution vulnerabilities in ARM-based and Intel CPUs
本件の『CPUの脆弱性』はIntel系CPU だけの不具合では無くArm製CPU,AMD製CPUなど「現代的なCPUアーキテクチャに起因している」のでWindows、Mac、iOS端末、Android端末と今使われているネット端末がほぼ対象になります。各社で対策アップデートが配信されている場合は早めにアップデートしましょう。
つまり、iOS端末ではiOS11.2.2の最新にしないと軽減対策は実施されないので古いiOSを使用している方は注意です。まあ、この辺りは仕方ない。
Macについては、「Meltdown」(メルトダウン)の軽減対策は古いOS(OS X El Capitan、Sierra)に対策されているのか? 現状不明です。う〜ん、対策して欲しいですがやはり最新のOSにMacもしないといけない・・・使っているアプリが対応していない場合は High Sierra にするのは色々と困るのですよね。そろそろ、諦めて全てHigh Sierraにするべきか?
それでは(^_^)/