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*この画像マイクロソフトのBingチャットの画像生成AI「DALL·E 3(ダリ3)」生成した画像です。
OpenAIは対話型人工知能の開発を行っている企業で「ChatGPT」が有名です。知らない人はいないはずです。名前は聞いたことがある! OpenAIの「ChatGPT」を使っている!! など認知度やそれを実際に使用している人はバラバラでしょうが、現在進行形で世界を変えている企業です。先日はOpenAIとして初めての開発者向けカンファレンスも開催され今後の成長やどの様に使うのかが楽しみでした。が、17日の突然のOpenAI取締役会が創業者のサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)を解任しました。解任理由は「取締役会による慎重な検討プロセスを経たものだ。検討の結果、アルトマン氏は取締役会との意思疎通において必ずしも率直ではなく、取締役会の責務遂行能力の妨げになっていると結論付けた」と説明・・・意味がよくわからないが、経営者としてはダメダから代える!のようです。そして、この突然の解任は同僚や部下達の辞任に拡がり、株主達からも反感を受けています。
どうなるのOpenAI ?
The Verge より
OpenAI取締役会がサム・アルトマン氏とCEO復帰について協議中
アルトマン氏は金曜日に突然解雇され、テクノロジー業界で最も人気のある新興企業を継続的な危機に陥れた。
事情に詳しい複数の関係者によると、OpenAI取締役会はサム・アルトマン氏がCEOとして復帰する方向で協議しているという。そのうちの1人は、金曜日に何の通告もなく突然取締役会から解任されたアルトマン氏が復帰することについて「曖昧」であり、ガバナンスの大幅な変更を望んでいると述べた。
太平洋時間午後5時35分更新:アルトマンに近い関係者によると、取締役会は辞任し、アルトマン氏とブロックマン氏の復帰を認めることに原則合意していたが、その後困惑しており、多くのOpenAIスタッフが辞任する予定だった午後5時というPTの重要な期限を守れなかったという。 。もしアルトマンが会社を辞めて新しい会社を立ち上げることに決めたら、それらのスタッフは間違いなく彼に同行するだろう。
アルトマン氏が解任された翌日に同社と会談したことは、OpenAIが同氏なしではフリーフォール状態にあることを示している。同氏が解任されてから数時間後、OpenAIの社長で元取締役会長のグレッグ・ブロックマン氏が辞任し、2人は別の会社を立ち上げることについて友人や投資家らと話し合っている。金曜日には上級研究員も相次いで辞任しており、OpenAIに近い関係者によると、さらに多くの研究者が辞任する予定だという。
OpenAIの最大の投資家であるマイクロソフトは、アルトマン氏の解任直後の声明で、同社はAI企業との提携に「今後もコミットし続ける」と述べた。しかし、OpenAIの投資家には事前の警告も、アルトマン解任という取締役会の決定について検討する機会も与えられなかった。同社の顔であり、AI 分野で最も著名な発言者である同氏の解任は、 ChatGPT の前例のない台頭に対してライバルたちが競って追いつこうとしている最中に、OpenAI の将来を不確実性に陥らせることになる。
オープンAIの広報担当者は、アルトマン氏が取締役会と復帰について協議していることについてのコメント要請に応じなかった。Microsoftの広報担当者はコメントを控えた。
OpenAIの現在の取締役会は、主任科学者のIlya Sutskever氏、Quora CEOのAdam D’Angelo氏、GeoSim Systemsの元CEOであるTasha McCauley氏、ジョージタウンのセキュリティ・新興技術センターの戦略ディレクターであるHelen Toner氏で構成されている。従来の企業とは異なり、取締役会は株主価値を最大化するという任務を負っておらず、OpenAIの株式を保有している取締役もいない。その代わりに、彼らが表明した使命は、「広く有益な」汎用人工知能 (AGI) の作成を確実にすることです。
複数の情報筋によると、OpenAIの共同設立者でもあり、その研究者を率いているサツケヴァー氏は、今週のアルトマン氏の追放に尽力したという。クーデターにおける彼の役割は、同社の研究側と製品側の間の権力闘争を示唆している、と情報筋は言う。
Source: The Verge
社内内部でのお家騒動。今後はどうなる? 「ChatGPT」はどうなる?
さて、今回のお家騒動。OpenAIの取締役会が言う企業としてのトップとして不信任なのか? 何らかの不調和で起こったのか? 今後ハッキリと明言して欲しいですね。余りにも突然で意味不明です。企業的ににもイメージを悪くしています。
そして、解任されたサム・アルトマン氏がCEOとして復帰すれば取締役会のメンバーには何らかの制裁(メンバー変更)も考えられ、復帰しなくてもサム・アルトマン氏は新しいAI事業の会社を作ります。そしてそれに賛同する同僚や部下達がOpenAIを退社し、今後のOpenAIが成り立つのか不安視する株主も多いと思われます。
ナゼにこんな事態が起きたのか? 今後も注目です。
それでは(^_^)/