今年の5月(2022年)に一度発売が開始され、半導体不足で発売が停止中だったCalDigit 「TS4/ Thunderbolt Station 4」の販売が10月から再開しました。(7月、9月とたまに少量の入荷が在りましたが即売り切れ)
外観デザインは「CalDigit TS3 Plus/Thunderbolt 3 ドッキングステーション」と同じですが、Thunderbolt 4,USB4対応、18個のポート、98W給電。2.5GbE対応の有線LAN搭載と1台あったら最高に便利なドッキングステーションです。ただし、円安で価格改定、値上げしました(●°ᆺ°●)。
CalDigit 「TS4 Thunderbolt 4 Dock」
18個の接続ポート-18ポートを備えたTS4は、最も要求度の高いワークフローにも対応できる十分な接続性を備えています。内蔵DisplayPort 1.4コネクタ、10Gb/sの合計8個のUSBポート、SD & microSD 4.0 UHS-IIカードリーダー、3個のThunderbolt 4 (40Gb/s) ポート、3個のオーディオポート、2.5GbEおよびセキュリティスロットがあります。
98Wのパワフル充電 – TS4の電力供給は、より大きな電力を必要とする大画面ノートブックを含む、あらゆるThunderboltまたはUSB-Cホストデバイスに最適です。1本のケーブルで、ノートパソコンの充電と18台のデバイスの接続を同時に行うことができます。
シングル8K or デュアル6K 60Hzディスプレイ -Windowsユーザーは最大8Kのモニターを1台、macOSユーザーは最大6K 60Hzのディスプレイを1台接続することができます。デュアルディスプレイを追加したい場合、Windowsユーザーは最大4K 60Hzのデュアルモニターを接続できます。M1 ProおよびM1 Maxのユーザーは、最大6K 60Hzのデュアルディスプレイを、IntelベースのMacのユーザーは、最大4K 60Hzのデュアルディスプレイを接続することが可能です。M1 Macのユーザーは、1台のディスプレイのみに制限されます。
2.5ギガビットイーサネット – TS4の2.5GbEポートは、標準の1GbEより2.5倍高速で、ユーザーはより高速なネットワーク、ルーター、およびNASデバイスに接続することができます。この強力なイーサネットポートは、1GbEデバイスと完全な下位互換性があります。2.5GbEパフォーマンスには、Thunderboltホスト接続と2.5GbE互換またはそれ以上のデバイスが必要です。
98Wのパワフル充電 – TS4の電力供給は、より大きな電力を必要とする大画面ノートブックを含む、あらゆるThunderboltまたはUSB-Cホストデバイスに最適です。1本のケーブルで、ノートパソコンの充電と18台のデバイスの接続を同時に行うことができます。
汎用性 – TS4は、Apple M1、M1 Pro、M1 Max、M1 Ultra、IntelベースのMac、Windows PC、Chrome OSデバイスなどのThunderbolt 4、Thunderbolt 3、USB4、USB-Cコンピュータで使用できます。また、iPadやWindowsタブレットなど、ThunderboltまたはUSB-Cを搭載したタブレットにも対応しています。
技術仕様
インターフェイス
- Thunderbolt 4 (40Gb/s) x 3
- USB-C (10Gb/s) x 3
- USB-A (10Gb/s) x 5
- DisplayPort 1.4 x 1
- SD 4.0 (UHS-II) x 1
- microSD 4.0 (UHS-II) x 1
- 2.5 Gigabit Ethernet x 1
- Front Combo Audio In/Out (3.5mm) x 1
- Rear Audio Out (3.5mm) x 1
- Rear Audio In (3.5mm) x 1
- DC In (19.5V 11.80A) x 1
システム要件
- macOS 11 (Big Sur)以降または Windows 10 (20H2)以降
- Thunderbolt 4 またはThunderbolt 3コンピューター
- USB-C (USB4) またはUSB-C コンピューター
- Chromebook (ThunderboltまたはUSB-C)
- iPad Pro/iPad Air/iPad mini (ThunderboltまたはUSB-C) またはWindowsタブレット (ThunderboltまたはUSB-C)
Power Delivery
- Thunderbolt 4/USB4 Host Port: 最大98W
- Each Downstream Thunderbolt 4/USB4 Port: 15W
- Front 20W USB-C Port: 20W & Remaining USB-C Ports: 7.5W
- USB-A Ports: 7.5W
サイズと重さ
- 高さ:141.0 mm (5.55インチ)
- 幅 :42.0 mm (1.65インチ)
- 奥行:113.0 mm (4.46インチ)
- 重さ:0.64kg (1.41ポンド)
パッケージ内容
- CalDigit TS4 x 1
- Thunderbolt 4 Cable (0.8m) x 1
- ゴム足 x 2
- 電源コード & 電源アダプター(230W) x 1
価格: 58,300円(2022年10月17日 現在。2022年10月より円安の影響で価格改定。値上げ。9月までは50,600円だったので7,700円の値上げ)
Source:CalDigit TS4、Amazon.co.jp
TS3 Plusを更にパワーアップしたTS4 Thunderbolt 4 Dock。現在販売分は恐らくファームウェアアップデートでスリープ不具合は解消済みだと思います。やはり円安での値上げが痛い。
私は1世代前の「CalDigit TS3 Plus/Thunderbolt 3 ドッキングステーション」を所有しMacBook Pro 2018で使用しています。Thunderbolt 3しかポートが無いモデルはやはり重宝するThunderbolt ドッキングステーションです。24インチiMacでは「OWC Thunderbolt Hub(Thunderbolt 4対応 3ポートハブ)」と「HyperDrive 6-in-1 USB-C Hub for iMac 24″」で外部ポートも問題無く使用中です。
TS4は発売前から出たら欲しい!でもお値段次第だよね(・ω<) テヘペロ、当時50,600円でも少しお高い〜まあ安くなるを待つか・・・で、半導体不足で販売停止。そして半導体不足も落ち着いて販売再開ですが円安で価格改定で実質値上げの58,300円のDockです。買えないw。TS3 Plusもあるし、24インチiMacはThunderbolt 3/USB4だし2台もドッキングステーションは不要です。しかもM1チップだと外部ディスプレイは1台制限はTS4でも同じです(DisplayLink社製のチップ搭載でドライバーが対応した機材なら1台制限を無視できますが・・・TS4さん残念です)。まあ、MacBook Pro 2018でも外部ディスプレイをTS3で繋ぐとスゴくCPU、GPU能力を使います。外部ディスプレイを2台以上繋ぎたい場合はM1 Pro以上のチップ搭載のMacを買うのが正解です。5万円以上するドッキングステーションは買えません(M1チップでディスプレイ3台接続できるなら買う)。
TS4 Thunderbolt 4 Dock と macOS Monterey を接続すると「Apple シリコン コンピューターで見られるスリープおよびデバイス イジェクトの問題」が発生します。
これは、CalDigit サポートページのTS4、最新CalDigit Thunderbolt ファームウェア アップデーター V 5.0でFirmware v.39へアップデートすることで解決済みです。ただし、ファームウェアアップデートのソフトがWindows版しか無いため(macOS版は開発中)、アップデートにはWindowsが必要になるのでご注意ください。恐らく、10月からの販売分はFirmware v.39にアップデート済みだと思われます。その点についてはCalDigit サポート(Support@CalDigit.com、@CalDigith)にご確認ください。
それでは(^_^)/