Apple、初代「HomePod」の販売を在庫限りで終了。「HomePod mini」は引き続き販売。
2021年3月13日にAppleは標準サイズの初代「HomePod」を在庫がなくなり次第販売の終了をApple Online Storeで発表しました。
初代「HomePod」はAppleが2017年のWWDC 2017で発表し、2018年2年に米国などで販売を開始したスマートスピーカーです。日本では2019年8月に販売開始。
Siriによる音声アシストを装備し、カスタムアンプを備えた高偏位ウーファー、7つのホーンツイーターのアレイ、AirPlay 2。2台のHomePodでステレオペアに対応やHomeKitに対応したスマート家電を操作と高機能で音質の高さが公表でしたが、1台の価格が349ドル(336,070円)と他社のスマートスピーカーに比べ高価なため売れ行きは不調でした。
2020年11月に発売された「HomePod mini」は引き続き販売を行っています。
画像Source:Apple
一応、高価格なスマートスピーカー「HomePod」の販売は終了。低価格の「HomePod mini」へシフト。普及はどうやってライフスタイルに浸透させるか!
HomePodの販売終了は突然でした。販売終了の発表前に米国ではスペースグレイのHomePodが在庫切れ、一時的な入荷待ちと思われていましたがそのまま販売が終了です。
初代HomePodはAppleのスマートスピーカーで素晴らしい機能、音質ですが、やはり高価で購入を迷います。他社の安いスマートスピーカーより高価過ぎるのがネックでした。取りあえずは高価格な初代HomePodは販売終了で、小さくて低価格のHomePod miniへシフトされます。
スマートスピーカー自体が思った以上にライフスタイルにフィットしない問題があります。住む家の環境や広さ、常に自宅で音楽と過ごす場合はスマートスピーカーは魅力てきですが、そう言ったライフスタイルに私は変えることが出来ませんでした。(私は反対に静かな空間を求めるタイプ。Amazon Echoを2台購入しましたが、少し使って止めましたw。)HomeKitに対応製品も少なすぎです。
また、音声アシストの精度、信頼性やセキュリティ問題など便利さ以上に二の足を踏む。HomePodはそれプラス高価です。新しいモノ好き、Apple製品好きですが触手が伸びず。
「HomePod mini」は11,880円(税込)とお手軽なお値段で欲しくなります。
が、音声アシストのSiriはiPhone、Apple Watchで十分。何より購入しない理由が『Apple Musicに未加入だから。以前、お試し3ヶ月間の時に私のiTunes内の私の大切な音楽ライブラリーを滅茶苦茶に破壊された。なのでiTunesとリンクしないなら加入しても良いけど・・・面倒なのでAmazon Musicでイイや!』の状態です。自分のCDから落としたライブラリーとApple Musicの聴き放題を別々に確実に管理してくれるならApple Musicに加入しますが・・・また破壊されると面倒です。自分の音楽ライブラリーは別にしてApple Musicを使用するのも1つの方法(実際、Amazon Musicはその方法で使っている)です。
個人的には、スマートスピーカーにWi-Fiのメッシュ機能が搭載されれば各部屋に置く。購入するかな?欲しくなるかな? です。AirMac(AirPort)の無線LAN機能とメッシュ機能、スマートスピーカー機能が付けば欲しいかな。滅茶苦茶、高価な製品になりそうwですが。
やはり、スマートスピーカーが普及するにはライフスタイルを変える、音声アシストで動作する家電の普及が必要です。音声でエアコンや照明、家電を管理するのは未来感があってとても憧れます。映画「マイノリティー・リポート」、「スター・トレック」みたいで体験したい! でも、現状は贅沢だし規格の統一化も無いので将来性も見えないし不要。それより新型のiPhoneを買う方が便利です。
家電で人のライフスタイルを変えることは難しい事です。価格の問題もありますが、いかに生活を便利ししてくれるか?楽しく暮らすことが出来るか? Appleさんも含めて各社のスマートスピーカーがそのワクワクを生み出せるかが今後の焦点です。
それでは(^_^)/