「CalDigit Thunderbolt 4/USB 4ケーブル (0.8m) 」発売中。Thunderbolt 3製品でも使えます。
Thunderbolt 4は、Intelが2020年1月にUSB Type-Cコネクタを利用し、USB4をサポートしたものが「Thunderbolt 4」です。これはUSB4との正式サポートしただけで帯域は最大データ転送40GbpsとThunderbolt 3と変わりません。
- 最高のパフォーマンス – 最大転送速度は40Gb/s!安定した高帯域幅接続を必要とするユーザーに最適です。
- パワフルチャージング – 最大100Wパワーデリバリー&ノートブック充電 @5 Amp 20V = 100W
- 最大の互換性 – Thunderbolt 4, Thunderbolt 3, USB 4, USB 3.2/3.1/3.0, USB-C Gen 1/2, USB 2.0との下位互換性
- 2016年以降のMacBook Pro、2017年以降のiMac、2017年以降のiMac Pro、2020年以降のMacBook Air、Windows Thunderbolt
- 3/Thunderbolt 4ノートブック& PC、Thunderboltドッキングステーション、高速ストレージ及び周辺機器に最適です。
- 高解像度ディスプレイのサポート – 最大8KのThunderboltまたはUSB-Cディスプレイに最適です。
最大データ転送は40GbpsとThunderbolt 3と変わりませんが、最大8Kのディスプレイに対応している点が大きな違いです。(Thunderbolt 3は4K最大2台、5K、6K 1台)
USB4と互換性も持っています。正直、同じ仕様(下位互換)なのでほぼ同じです。利権の問題? こう言う点がいつもややこしくなるのがPCケーブルの規格です。
また、Thunderbolt 4はPCIeのデータ転送速度は最大32Gbps(Thunderbolt 3 最大16Gbps)と仕様上の制限が変更されているので、実はスゴいのよって言うところです。正直、これはThunderbolt 4対応バブ、ドッグや製品が無いと実際に分からないところですが。
Thunderbolt 4は少しずつ製品化中。USB4はケーブルはでているが製品化はまだ見ない。
実はApple純正のThunderbolt 3ケーブル 2mは既にThunderbolt 4に対応して2020年6月から販売中です。
そしてThunderbolt 4ハブはOWCが発売中。OWC Thunderbolt Hub (OWC サンダーボルト ハブ)独立型デイジーチェーン×3 / Thunderbolt 4 ×4 / USB-A ×1 / 4K-8K接続 / 60W給電
また、OWCが「OWC Thunderbolt Dock」も発表してので少しずつThunderbolt 4の周辺機器もで出来ました。
現状、Thunderbolt 4に対応したPCがIntelのCPU「Tiger Lake」等最新のCPU搭載機しかありません。また、Thunderbolt 4機器のICチップを製造しているのもIntelのみです。
元々、ThunderboltはIntelとAppleの共同開発でAppleのMacにThunderboltが搭載されていますが最新のMac(Apple Silicon搭載 M1 Mac)でもThunderbolt 3です。今後Thunderbolt 4が搭載されるのか? は不透明です。また、M1 MacのThunderbolt 3は色々と制限されており外部ディスプレイが1台しか接続できないなど、またまた色々と混乱する仕様です。M1 Macに搭載されているUSB 4ですが、実質USB 3.2 Gen 2の最大 10 Gbpsなので本当のUSB4仕様ではありません。う〜ん、ここがまたややこしくなる困ったところ。
と、現状AppleさんはThunderbolt 4には消極的でThunderbolt 3も制限を掛けている。USB4と言いながら実はUSB 3.2 Gen 2と私が理想とするThunderbolt仕様でないのでM1 Macはまだ待ちです。
取りあえず、今後Thunderbolt 3用のケーブルを買うなら互換性があり次のThunderbolt 4,USB4で使用可能なケーブルの購入をオススメします。今回の「CalDigit Thunderbolt 4/USB 4ケーブル (0.8m) 」は買いです。
Thunderbolt4ケーブルとThunderbolt3ケーブルの転送速度差
100MB/sほどThunderbolt4ケーブルが転送速度が速くなりますhttps://t.co/x4nvtoJT33 pic.twitter.com/3bCtzIzHGE— Mac専門店秋葉館 (@akibakan_mac) January 13, 2021
秋葉館さんのツイートより、『Thunderbolt4ケーブルとThunderbolt3ケーブルの転送速度差100MB/sほど』とのこと。少しでも早いケーブルの方がイイですよね╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! (このツイートからの使用機器が何かは不明ですが)
Thunderbolt 3,Thunderbolt 4のケーブルですが、注意点としてケーブルの仕様に注意です。特にThunderbolt 3。最大データ転送速度が20Gbpsと半分のケーブルもあります、その分安いです。またケーブルの長さも余りApple純正Thunderbolt 3ケーブル 2mは2mで最大40Gbpsですが、長いケーブルで40Gbpsのケーブルはお値段が高いです。安いケーブルは怪しいので注意です。
現状、私はThunderbolt 3 機器で、「外付け Thunderbolt 3 GPU」「Thunderbolt 3 ハブ」「Thunderbolt 3 SSDドライブ」を仕様していますが、ケーブルは1m以内で有名メーカーなら問題なし。1m以内は短いですが安定性を考えると現状の機器は仕方ないのかな?が使っての感想です。
さて、Intel CPUの「Tiger Lake」等の第10世代以降のCPUにはThunderbolt 4が搭載されているので最新Windows PCはThunderbolt 4が標準になってくると思います。USB4 は今年2021年から製品化が始まります。Macは〜Apple Silicon搭載Macはどうなるのか? USB4になるのか? と言っても結局、仕様上はThunderbolt 4もUSB4も同じなのでApple純正Thunderbolt 3ケーブル 2mや「CalDigit Thunderbolt 4/USB 4ケーブル (0.8m) 」は今から購入しても損はないです。私も実際にケーブルで差がでるのか試して見たいので購入してみます。
それでは(^_^)/