Palmの「Palm Phone」が日本でも発売決定。Palmらしくないけど、手のひらサイズでシンプルスマホです(*`・ω・)ゞ。
「Palm」と言えばPDA(Personal Digital Assistant)、モバイル端末で一時期世界を制覇していました。私も「Palm」とソニーの「CLIE」を持っています。まだ動くかな?スケジュール、ToDo、住所録、メモなどを携帯しタッチペンで手書きも出来る「Palm」はiPhoneが登場する前の2000年前後の素晴らしいモバイル端末でした。
しかし、iPhoneやAndroidスマートフォンの登場で一気に消え去ってしまいました。
そんな「Palm」が復活です。と言ってもPDA時代の「Palm」らしさは全く無いけど、Android OSで手のひらサイズの小型スマートフォンで登場です。日本でも正式にリリースされました。
- OS:Android(TM)OS Oreo 8.1
- サイズ:50.6×96.6×7.4mm/重量:62.5g/防水性能:IP68
- ディスプレイ:1280×720 ピクセル(3.3インチHD液晶)
- ストレージ:32GB/RAM:3GB
- リアカメラ:1200万画素/フロントカメラ:800万画素
- 価格:4万4800円(税込)
カメラとHD液晶:リアカメラ1200万画素とフロントカメラ800万画素や、精細度が445ppiの3.3インチHD液晶ディスプレーを搭載し、IP68の防水・防塵性能も備えています。
顔認証によるセキュリティ : AndroidスマートフォンとしてGoogle アシスタントを利用できるほか、顔認証によるセキュリティロックにも対応しています。
ジェスチャーパッド
ジェスチャーパッドは、Palmが開発した「Graffiti(グラフィティ)」という一筆書きで書ける文字入力システムを一部踏襲したもので、利用したいアプリの頭文字を書くことで、ロック画面からお気に入りのアプリに素早くアクセスが可能です。
Life Modeについて
スマートフォンへ過剰に依存する現代社会に対して、「デジタル・ウェルビーイング」の促進をサポートし、テクノロジーと日常生活の程よいバランスを実現できる可能性を秘めた「Life Mode」。画面がオフの時に電話やメッセージなどのアプリ通知を個別に非表示設定をする事ができ、電波を遮断する機内モードとは一線を画した機能です。タイマー機能も有しており、有効時間を設定することができます。また、Life Modeを使うことでより充電の持ち時間も伸ばすことができます。スマートフォンへ過剰に依存する現代社会に対して、「デジタル・ウェルビーイング」の促進をサポートし、テクノロジーと日常生活の程よいバランスを実現できる可能性を秘めています。
ウェルビーイング(well-being)は、「健康で安心なこと、満足できる生活状態」を表す言葉で、デジタルデバイスによる心身の不調からユーザーを解放し、むしろデジタルデバイスを使うことでユーザーが心も体も健康で幸せな状態になれるようにすること。
名前は「Palm Phone」だけどPalmじゃない(PDA)。超小型でシンプルなスマートフォン。2台目に欲しい( ´艸`)。
オッサン世代で「Palm」と聞くとPDAのPalm OSです。ガラケー全盛期で高機能の「Palm」はミライなモバイル端末でした。「Palm」が携帯通信が出来たら最強だったのでが、当時の通信環境ではその能力を発揮できず。その後のiPhone、Androidスマートフォンに一気に抜かれて消えてしまいました。
そんな紆余曲折で消えた「Palm」の名が超小型でシンプルなAndroidスマートフォンとして復活です。全くもって見た目「Palm」らしくないけどw。機能として「ジェスチャーパッド」がPalmが開発した「Graffiti(グラフィティ)」を一部受け継いだ機能です。個人的にはアレは余り慣れなかった。
クレジットカードサイズで小さい、3.3-inchの画面はスマートフォンとしては使いにくさが有ります。その点もコンセプトとして有るようで、脱スマートフォンを推進した通話やメッセージなどの最小限な機能のみに設定出来ます。通話や通知専用のサブの2台目のスマートフォンとして欲しい所です。う〜ん、Apple Watchに被るところがありますね。
価格が、4万4800円(税込)と少しお高い標準機的なお値段です。2万円前後なら買うのですが。
注意点としてはSIMフリーですが、対応バンドが下記の表になります。
対応バンドが少ない。ドコモ、ソフトバンクは3Gでも使えますが、KDDIは2.1GHzのみなので通信環境で注意が必要です。
取りあえず「Palm」の名前が復活です。今後もシリーズとして続くのを期待です。
それでは(^_^)/