2014年9月10日に開かれたAppleスペシャルイベント。
『iPhone 6』『iPhone 6 Plus』『Apple Watch』で沸いたイベントでしたが、その終了後にApple Storeでの取扱が終了したデバイスがあります。
『iPod classic』
2009年移行、新型の『iPod classic』の発売は無し(2009年に発売されたモノも第6世代の再改訂版)。
iPhone、iPod touchもコネクターはLightningコネクタへ変わり、30ピンコネクターも『iPod classic』を残すのみでしたが、遂に取扱が終了しました。
私が初めて購入したのは第5.5世代のiPod。
後にバッテリーの減りが早くなった為、Apple Store福岡天神のGenius Barで交換修理した第6世代の120GBを今も使ってます。
なぜ?『iPod Classic』はディスコンになったのか?
ティム・クック氏は、そんなiPod classicの販売を中止した理由について「iPod classicを構築するために必要な160GBのHDDなどの部品調達ができなくなったため」と、WSJ.D LIVEのステージ上で明言しました。iPhone 6/6 Plusはこれまでになかった128GBの大容量モデルが登場していることからも、AppleはiPod classicを調達可能な部品で再設計する意志はないようです。
やはり、一番の理由は部品調達とコストの問題のようです。
ここ最近1.8インチのHDDを供給するメーカーも減り、SSDの大容量、価格低下によりHDDがSSDに置き換わっています。
やはり携帯する音楽プレーヤーは、衝撃に弱いHDDより物理的に強いSSDが良いです。
では、なぜAppleはSSD搭載の『iPod classic』を作らないのか?
上記にも再設計する意思がないと書かれています。
何よりも、『iPod touch』がある。が、一番の理由でしょう。
『iPhone 6』からは容量も128GBへノートパソコンなみになりました。
今更、SSDでLightningコネクタの『iPod classic』を作る理由が無いと言う考えたと思います。
音楽プレイヤーに特化した製品を出す必要も無い・・・現状のAppleのモバイルOSは「iOS」製品で統一されています。
(来年発売のApple Watchは独自のWatch OSになるようです)
SSDの大容量化、低価格化で、大変残念ですがHDDの『iPod classic』はその役目を終えたと言えます。
それでも、『iPhone』『iPod touch』には音楽以外にもアプリ入れるから〜
- 長時間再生できる!
- 音が良い!
- 音楽専用の携帯プレイヤー欲しい!
と、思うユーザーもいるでしょう。私もその一人です。
う〜ん、でも、恐らくAppleさんの商品ターゲットとしては「音楽専用プレイヤー」は無いと思います。
Appleさんとしては「音楽専用プレイヤー」のユーザー需要が少ないと判断し、それよりも音楽も聴ける「iPhone」「iPod touch」でこのまま販売し続けるでしょう。
残念ですが、小型で大容量で音の良い音楽専用プレイヤーはSONYさんに頑張ってもらいましょうw。
しかし、Appleさんの音楽、iTunesで気になるニュースとして
ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じたところによると、今年2014年のiTunesでのデジタル音楽の売上げは、13%から14%下落するだろうとのこと。
Appleさんが買収したBeats。Beats MusicをiTunesの一部分として来年再リリースする計画があるといいます。
今後のiTunesの動向も気になる所です。
日本でもやっと『iTunes Match』が始まりましたが、相変わらず日本の音楽市場、音楽業界は盛り上がりが足りない。
かく言う私も、CDを買うときは特典目当てで買うので・・・威張った事が言えません(^^;)
私の『iPod classic』120GBは、まだ半分くらい容量が空いてます。
持っているCD全てをリッピングしてiTunesに入れきれていないところも有ります。
(実家には、20代の頃に買いまくったCDがダンボールに沢山あるw)
バッテリーやHDDの寿命もあるので、あと何年使えるか。
最後まで大事に使いたいと思います(*`・ω・)ゞ
それでは(^_^)/