先日、15年間一緒に暮らしてきた娘ネコさんが亡くなりました。
6月から体調を崩し、自分では食事が出来なくなりました。
年は17歳。人間で言えば、約84歳。
病院でも歳が歳だけに検査して手術しても体力が持たないだろうと言われました。
嫁さんのそれに納得し、なんとか空腹の苦痛だけでも和らげたくて、柔らかいご飯を少しずつ食べさせていました。
当然、食べる量が少なく拒絶して食べない日もあり日に日に痩せていきました。
8月の後半に入り、本格的に弱り食事を吐いて食べることを拒絶。
そして、先日家族が見守る中、娘ネコさんは静かに17年の一生をとじました。
娘ネコさんに初めて会ったのは、15年前。
嫁さん(当時お付き合い中)の実家の2階のベランダから可愛い顔を出して鳴いていました( ´艸`)。
当時、2度目の妊娠中。
初めて会った時も、全く私を恐れる事無くとても人無っこいネコさんでした。
妊娠中に何度か調子が悪く、嫁さんに頼まれて一緒に動物病院に検診に行った事もあります。
車に乗るのがとても嫌いでw車中はず〜っと唸っていたのを今でも思い出します。
娘ネコさんは元々野良猫で、嫁さんの実家にエサをもらいに出入りするうちに嫁さんが飼うようになったそうです。
1度目の出産。生まれた仔猫は全て事故や行方不明で居なくなったそうです。
2度目の出産では、無事に4匹生まれ、うち3匹は譲り今の孫娘ネコさん(三毛猫)が今も居ます。
元々は嫁さんの飼い猫。嫁さんの可愛い娘。
嫁さんと結婚することにより、私の可愛い娘ネコさんになりました(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾
朝、お腹が空いた時は嫁さんを起こさず、私の所に来て「お腹空いた!ご飯!ご飯!」とニャーニャー起こしに来ていました。嫁さんは朝が弱いのでw起こしても起きないことを知っている利口な娘ネコさんでした。
FC2のブログの方には、今も娘ネコさんと孫娘ネコさんがトップページを飾っています。
なんだか、なおさら、FC2版を消すことにちゅうちょしてしまいます・・・。
この写真は、私が最後に娘ネコさんを撮影した写真です。亡くなる3日前。
私が居る和室まで、歩いてきて私の横まで来ました。
まるで最後のお別れを言いに来たように・・・可愛い鳴き声で私を呼んでくれました。
もう、エサを食べることさえ出来なのに、いつもの様に私にすり寄ってきてご飯の催促。
当然エサ入れにご飯を入れても食べません。
毎日繰り返した行動を条件反射でしていたのでしょうか。
最後の日は、朝から動くことが出来ずぐったりしていました。
嫁さんが水を少しずつ口元に飲ませて寝かせていました。
夕飯前に、嫁さんが様子を見てそれから数分後、私が見た時にはもう既に亡くなっていました。
お腹はまだ温かく、まだ生きているのでは・・・と触る体は既に死後硬直が始まっていました。
17年間お疲れ様。
楽しい15年間をありがとう、娘ネコさん。
私はその後、大人げなく大泣きをしていました。息子達の前でも関係無しに。
そしてこのブログを下記ながらも、鳴いています(TдT)。
一番悲しいはずの嫁さんは、毅然に振る舞い涙は見せませんでした。
この日が来ることを一番嫌がっていた嫁さん。
「娘ネコが死ぬ時は、私も一緒に死ぬ」など危ない発言もしていました(実際に危ない人です(^^;))。
弱った娘ネコさんを一生懸命看病し、一番お世話をしてくれた嫁さん。一番辛いのに、ありがとう。
嫁さんが、火葬場に連れて行き無事に骨をひろいました。
変わり果てた姿でも、私の愛する娘ネコさんです。
供養に猫缶を買って帰りました。
生きていた時は、食べることが出来なかったけどコレからは沢山食べられるよ!
いつかこの悲しみも「涙の種、笑顔の花」になるように。
本当にありがとう、娘ネコさん。